DJI製ドローンのピーピー音、 3つの原因と解決方法とは?【徹底解説】

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DJI製ドローンのプロポの電源をつけた途端、ピーピーという音がなった経験はありませんか?テストフライトのシーンだといいですが、実際の現場で原因がわからない現象が起こると焦りますよね。
今回は私の経験をもとに、ピーピー音の原因と、その解決方法の一つを紹介します。

なお本記事は、DJI製ドローンPhantomシリーズ、Inspireシリーズを対象にしています。

当時の状況

DJI製Inspire1を、1オペから2オペに変更作業を行なっていたところ、画面出力のプロポからいきなりピーピーと音が鳴り始めました。

原因

ピーピーなる原因として、下記3つが考えられるそうです。

  • バッテリーの温度が低い場合
  • ファームウェアのバージョンが機体とずれている場合
  • スティックの校正がうまくいっていない場合

今回は、上から二つは事前にチェックして問題なかったので、スティック校正に問題があったと考えられます。

スティック校正に不具合があったときの方法

  1. 機体の電源はつけず、プロポの電源のみ起動(DJI GOは起動)
  2. タブレットの画面で、右上の設定箇所を選択


3.その中から、上から二つ目のプロポのマークを選択
4.送信機校正を選択(この項目が出ない場合、プロポがマスターでなく他の設定になっていることがあるためマスターに変更)

5.送信機校正開始を押して、スティックをぐるぐる回す➕カメラを上下に動かすダイアルを左右に回す

6.完了ボタンを押す
7.機体の電源を再度付け直す
8.DJI製ドローン独特の、あのピーピー音が消えます。

まとめ

以上の流れでピーピー音が治ります。音が鳴っているからといって必ずしも危険な状況であるわけではありませんが。空撮中に鳴っているとクライアントさんも不安に鳴ってしまうので速やかに消えている方がいいですね。
DJI製品を使用して、空撮業務を行っている方はぜひ試してみてください。

 

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