DJIが「360度カメラドローン」を投入する可能性を考えてみよう

塚本直樹
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塚本直樹

こんな感じの内容です!

プロ向けモデルから小型モデルまでさまざまなドローンをラインナップしているDJIですが、実は360度カメラを搭載したドローンを開発しているという噂もあります。この記事では、その可能性を海外サイトの情報を元に検証してみましょう。

DJI製の360度カメラドローン?

プロ向けモデルから小型モデルまでさまざまなドローンをラインナップしているDJIですが、実は360度カメラを搭載したドローンを開発しているとの噂もあります。この記事では、その可能性を海外サイトの情報を元に検証してみたいと思います。

目次

ますます熱くなる360度カメラ市場

まずドローン以外に目を向けると、アクションカメラや小型カメラでは360度の撮影が可能な製品がさまざま登場しています。これらは複数のレンズを組み合わせ、動画を合成することで360度映像を撮影し、YouTubeに投稿したり、VRヘッドセットで楽しむことができるのです。

DJIの360度カメラドローンは高解像度に?

そして海外サイトのHalf Chrome Dronesによれば、DJIの360度カメラドローンは8K解像度の動画や、4K解像度の写真が撮影できるなど、映像品質がポイントのモデルになるそうなんです。さらにハイクオリティなYouTubeなどへの動画配信も可能なんだとか……。このあたりは動画や静止画の撮影品質にこだわってきたDJIですから、さもありなんといったところでしょう。

そのヒントは公式動画にあり

 

このような情報は決して想像にもとづくものではなく、DJIが2015年に同社が公開したコンセプトドローン「Phantom X」の動画からも見て取ることができます。

 

 

Phantom Xは360度カメラドローンとして紹介されているわけではないのですが、その本体の上下には360度カメラでよく見られる、ドーム型の構造が確認できます。

 

 

さらにDJIはつい先日、レース向けのFPVゴーグル「DJI Goggles Racing Edition」を発表しました。このFPVゴーグルは360度の全天球モードでも視聴が可能となっており、ある意味DJIが360度カメラドローンをリリースする下準備は整いつつある、という見方もできそうです。

 

ドローンこそ360度映像撮影にピッタリ?

 

 

実は360度映像の撮影には「撮影者や撮影機器を消さなければいけない」という、根本的な問題があります。多くの360度カメラではソフトウェア的にそれらを消去しているのですが、空中を飛行するドローンならわざわざ画像処理をしなくても、迫力ある上下の360度映像の撮影が可能なんです。

現時点ではDJIがいつ頃、どのようなスペックの360度カメラドローンを投入するのかについての情報はありません。しかし民生用ドローンとしていくつもの先進的な製品を投入してきた同社のこと、いきなり360度カメラドローンを投入してくる可能性は十分にありえる……のかもしれませんよ。

といっても、本形状だとドローン自体の微振動をどう取るのか、といった課題には着手できていません。以前に3DR SOLOとKODAK360によるVRドローンの発売が話題になりましたが、現実的な利活用には及びませんでした。DJIの次の1手に期待です。

 

画像:Half Chrome Drones
参照:Half Chrome Drones
(文/塚本直樹)

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