FLIGHTS「ドローンの未来を見せる」ビジネスメディア

【2017年度版】ドローン保険<動産・賠償別>【徹底比較】

ドローンで事故を起こしてしまう可能性もゼロではありません。そこで今回は、ドローンで万が一事故を起こしてしまった際に補償してくれるドローン保険についてご紹介します。是非お読みください。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ドローンにも保険がある!?

「保険」と聞くと、自動車や健康保険などがパッと頭に思い浮かびますが、実はドローンにも保険がきちんと整備されて存在します。
数kgあるドローンが空を飛んでいるのですから、どれだけ細心の注意を払っても事故のリスクはゼロにはできません。
参照:ドローンの墜落事故の安全対策を解説。ドローン事故のリスクとは?【DJIインストラクター講座】
趣味で飛ばされる方なんて、自分の不注意で、ドローンを墜落させてしまい、機体が地上の人の頭に落ちたら…と考えるとぞっとしますね。
ですが、そんな事故が起こる可能性ももちろんゼロではありません。仮に事故を起こしてしまったとしても、動産保険・賠償保険には必ず入るようにしましょう。
本記事は、ドローン保険をドローン初心者の方・クライアント・パイロットに向けて執筆しています。

2種類のドローン保険について

ドローンの保険には大まかに分けて2種類あります。その2つはまったく性質の異なるものなので、きちんと確認してからご自身に合った保険に加入するようにしましょう。

機体保険(動産総合保険)

機体保険は、自動車に例えると、車両保険(いわゆる自賠責)にあたります。
ドローンが墜落してしまった・壊れてしまった際に、補償してくれる保険になっています。
一般的な家電製品と違い、ドローンは物理的に壊れるリスクが高いことも事実であり、価格も高価ですから入っておくべきでしょう。

備考:トイドローンは加入が一般的ではないです。また、大型ドローンでは搭載のカメラ(100万以上の高額なものでも)の加入も可能です。

賠償保険(施設賠償責任保険)

続いて、賠償保険です。
こちらは自動車の保険で言うと、対人/対物保険にあたります
ドローンが墜落し、それが人・所有物・公共物を破損させてしまった際に適用されます。ドローンを商用利用で飛ばす方や、趣味だとしても飛ばす回数が多い方は必ず加入するべきです。仮に人を死亡させてしまったり、後遺症が残るような怪我を負わせてしまった場合、負いきれない程の責任を負わなければなりません。

一言:車両の賠償保険は、みなさん保険加入するのにドローン保険は加入しないという状況を散見します。DJIドローン・3DRドローンは、購入して1年目は無料で保険が付属しますので、必ず手続きを行うようにしましょう。

国内のドローン保険比較!

ではいよいよ、日本国内のドローン保険の比較に入っていきます。
保険に関する情報は記事執筆時点(2017年8月10日更新時点)のもので、すべて弊社調べのものとなっております。加入される際は、ご自身でも内容等を確認するようにして下さい。

初心者なら:DJI無償付帯保険/エアロエントリー(最初の1年無料)

実は、DJIのドローンを購入すると、最初の1年は無償で保険がセットになっているのです。ですが、これは購入後にご自身で登録しなければ無効となってしまうので、DJI社のドローンを購入したらすぐに登録するようにしましょう。

保険内容

  • 保険内容 : 賠償保険
  • 賠償金額 : 対人1億円/対物5000万円
  • 免責金額 : 5万円
  • 補償期間 : 1年間
  • 対応機種 :  Spark、Mavic Pro、Phantom 4 Pro、Phantom 4 Adv、Phantom 4、Phantom 3 Professional/Advanced、Phantom 3 Standard、INSPIRE 2 シリーズ、MATRICE 100、AGRAS MG1
  • 保険料金 : 0円/1年間

参考 : エアロエントリー株式会社

賠償:DJI賠償責任保険/エアロエントリー(1年以降有償版)

続いて、同じくエアロエントリーから提供されているDJI賠償責任保険です。DJI無償付帯保険に似ていますが、カバーできる範囲や賠償限度額を選ぶことができるのが特徴です。使用用途によって、タイプA,B,Cの三種類があります。

*正直、ちょっとサポート対応は遅いです。皆が加入するので、手続きしてから保険登録がなかなか完了しません。DroneAgentチームは2年目からは他保険に移行しています。

保険内容

  • 保険内容 : 賠償保険
  • 賠償金額 : 対人・対物1億円/対人・対物5億円/対人・対物10億円
  • 免責金額 : 5万円
  • 補償期間 : 1年間
  • 対応機種 : Mavic Pro、Phantom 4 Pro/Pro(ディスプレイ付き送信機)、Phantom 4、Phantom 3 Professional/Advanced、Phantom 3 Standard、INSPIRE 2 シリーズ、MATRICE 100、AGRAS MG1
  • 保険料金 : 補償限度額1億円→12,000-16,800円/1年間、補償限度額5億円→19,200-26,880円/1年間、補償限度額10億円→24,600-34,440円/1年間

参考 : エアロエントリー株式会社

DJI機体保険/エアロエントリー

続いて、エアロエントリーの機体保険です。

保険内容

  • 保険内容 : 機体保険
  • 賠償金額 : 対象となる機体の新価
  • 免責金額 : 保険金額の2%
  • 補償期間 : 1年間
  • 対応機種 : Mavic Pro、Phantom 4 Pro/Pro(ディスプレイ付き送信機)、Phantom 4、Phantom 3 Professional/Advanced、Phantom 3 Standard、INSPIRE 2 シリーズ、MATRICE 100、AGRAS MG1
  • 保険料金 : 保険金額の7%,9%,12%

参考 : エアロエントリー株式会社

ドローン総合補償プラン/三井住友海上火災保険株式会社

続いては、三井住友海上のドローン総合補償プランです。こちらの特徴は機体保険と賠償保険がセットになっているという点です。

保険内容

  • 保険内容 : 賠償保険、機体保険
  • 賠償金額 : 機体保険→30万円、賠償保険→1億円
  • 免責金額 : 機体保険→1万円、賠償保険1,000円
  • 補償期間 : 1年間
  • 対応機種 : 次の条件を満たす事業用のドローン
    ①総重量(燃料や薬剤、装備品等をすべて搭載した状態での重さをいいます。)150キログラム未満かつ保険金額が10万円以上
    ②使用用途が事業用(趣味、レジャー、スポーツ、競技、軍事目的で使用されない。)
    ③過去3年間に落下事故等、このプランで補償する事故の罹災歴がない(ただし、更改契約を除きます。)
  • 保険料金 : 機体保険→約1.5万円、賠償保険→約2万円

参考 : アライアンス株式会社

ドローン保険/東京海上日動火災保険

東京海上日動のドローン保険の特徴は、免責が0円であるという点です。いざという時に助かりますね。

保険内容

  • 保険内容 : 賠償保険、機体保険
  • 賠償金額 : 不明
  • 免責金額 : 機体保険→0円、賠償保険0円
  • 補償期間 : 1年間
  • 対応機種 : 総重量150kg未満かつ保険金額10万円以上の産業用無人ヘリコプター
  • 保険料金 : 不明

参考 : グッド保険株式会社

ドローン専用保険/損害保険ジャパン日本興亜

損保ジャパン日本興亜のドローン専用保険です。

保険内容

  • 保険内容 : 賠償保険、機体保険
  • 賠償金額 : 機体保険→20万円、賠償保険1億円
  • 免責金額 : 機体保険→2,000円、賠償保険0円
  • 補償期間 : 1年間
  • 対応機種 : 事業用ドローン
  • 保険料金 : 計約27,000円

参考 : 損害保険ジャパン日本興亜株式会社

業務用におすすめ:超ビジネス保険/東京海上日動火災保険

こちらはドローン専用の保険ではないのですが、弊社でも加入しておりドローン業務に従事する方には非常におすすめでご紹介しています。
ドローンも含め、商用利用する機材に対する保険です。法人であれば契約することができますので、ぜひご検討ください。

  • 賠償金額 : 対人対物・最大10億円

法人におすすめ:DJI無償付帯保険(増額)/エアロエントリー,Softbank C&S

DJI製品をDroneAgentから購入した場合、無償付帯の保険の補償額が4倍になります。法人利用される方はぜひ購入は弊社でご検討されてください笑

保険内容

  • 保険内容 : 賠償保険
  • 賠償金額 : 対人4億円/対物3億5000万円
  • 免責金額 : 5万円
  • 補償期間 : 1年間
  • 対応機種 : (法人のみ)INSPIREシリーズ、 Phantomシリーズ、 MATRICEシリーズ、Mavic、AGRAS MG−1その他DJI製のフライトコントローラを搭載した全ての機体
  • 保険料金 : 0円/1年間

おまけ:個人用のドローン保険

個人に適用される保険として有名なものが「一般財団法人 日本ラジコン電波協会」のラジコン操縦士向けのラジコン・ドローン保険です。

  • 補償金額: 1事故につき 限度1億円
  • 免責金額: 1事故につき 5万円

この保険はラジコン操縦士に登録することで、第三者への損害賠償保険に加入することができます。価格が安価で、対応もスムーズのため個人・趣味でドローン空撮される方が2年目以降に加入される保険としておすすめです。
*DJIドローンであれば、1年目はエアロエントリー保険が無難でしょう。

ただし、自身が所有する機体への補償は付帯されていないことに注意が必要です。

まとめ

ここまで、基本的なドローン保険を見てきましたが、法人でしたら、弊社から購入し、一年目の保険を契約、一年後に東京海上日動火災保険の超ビジネス保険に切り替えるという方法をとるのがおすすめです笑 サポートも頑張りますので!
ただし、DJIの無償保険には機体保険が付帯しておらず、別途有料で加入する必要があるので。ご注意ください。
個人の場合は、用途によって様々なので、ご自身に合った保険を選ぶようにしてください。

なお本記事は、ドローン保険を斡旋する目的で執筆されておりません。保険会社からも利益は一切頂戴しておりませんので、その旨を末筆ながら記載させていただきます。

  • FLIGHTS編集部
  • DJIインストラクターを中心としたDroneAgentのスタッフが記事を執筆している、FLIGHTS編集部のアカウントです。
  • FLIGHTSの最新情報をお届けします