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【4/13発売DJI新モデル】Phantom4 Pro/Phantom4 advancedは旧モデルと何が違うのか?【徹底比較】

現在、DJIのPhantomシリーズにはPhantom4 advancedとPhantom4Proの2機種があります。この2機種は、なにが違うのでしょうか。今回はPhantom4 Pro/advanced/既存機種をそれぞれ比較してみました。

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DJIの人気機種Phantomシリーズの最新機種

ドローンと聞いて多くの人が想像するのが、このDJIのPhantomと思います。
DJIがコンシューマー向けに販売を開始してから、爆発的な人気を誇る機種です。
そんな中、現在はPhantom 4とPhantom 4 Proがラインナップに存在しています。ではこの2機種、何が違うのでしょうか。
Phantomの購入を考えている人でお悩みの方も多いかもしれません。
今回はその違いについて説明します。

カメラが大幅にアップデート


参照:http://www.dji.com/jp/phantom-4-pro

Phantom 4は,1240万画素のカメラを搭載しています。
それに対し、Phantom 4 Proはなんと、1インチ,2000万画素のカメラにアップデートされています。これはハイエンドのコンパクトデジカメとほど同等の性能です。
より綺麗な空撮をしたい方はPhantom 4 Pro一択ですね。

夜間の撮影もできるほどに

Phantom 4の最大ビットレートは60Mbpsなのに対し、Phantom 4 Proは100Mbpsとなっています。基本的にビットレートが上がるほど映像の質があがるので、空撮動画を撮るのがメインの方にはぴったりです。

1型CMOSにセンサーサイズも格段に性能UPしています。

また、動画の品質が上がったのに合わせて、利用できるmicroSDの最大容量が64GBから128GBに変更されました。
さらに、Phantom 4 Proは次世代規格H.265に対応しています。これは従来のH.264の次の規格で、H.264の二倍もの圧縮が可能であると言われています。今後10年間を担うと名言されている点から、この規格が標準化する日も近いことでしょう。

最大飛行時間が3分間分も向上

参照:http://www.dji.com/jp/phantom-4-pro

細かい変更ですが、一度の充電で飛行できる時間が27分間から30分間に変更されました。ドローンは飛行時間が短いだけに、3分間でもアップデートはうれしいですよね。また、Phantom 4から買い換える人にとっても嬉しいのが、バッテリーがPhantom 4と共通であるということです。導入コストを抑えることができるのもメリットでしょう。

ジェスチャーモードの追加

こちらはMavic Proに既に搭載されていますが、これがPhantom 4 Proにも導入されました。ドローンのカメラの範囲で特定のポーズを撮ると自動でシャッターを切ってくれるという機能です。Phantomを集合写真や人物撮影に利用したいという方にぴったりな機能ですね。

モニター付きコントローラーモデルも追加

Phantom 4 Pro +というモデルのコントローラーにはモニターが付属しています。これまではスマートフォンやタブレットを別に用意して接続しなければならなかったので、そういったものをお持ちでない方もPhantomを楽しめるようになりました。
このタブレットはデフォルトでDJI Goアプリを内蔵し、5.5インチの液晶を搭載しています。5.5インチといえば、iPhone 7 Plus等と同じ画面サイズです。タブレットに慣れている方は小さく感じてしまうかもしれませんが、ちょうど良いサイズなのでは無いかと思います。
また、強い太陽光に対応出来るよう、ディスプレイ輝度が一般的なデバイスの二倍だそうです。

各種センサー搭載で安全性能が格段にアップ


もっとも大きなアップデートはこれだと思います。

Phantom 4 ProはDJIで初めて赤外線センサーを搭載した機体です。機体の両サイドのセンサーが従来の超音波センサーでは感知することの出来ない距離感の障害物まで認識し、避けることができます。

ドローン空撮では、難易度の高い撮影を求められることも少なくありません。そんな時、Phantom 4 Proなら接触のリスクを大きく下げれます。過去の事故を鑑みても、最新機種なら、回避できたのではというケースもあります。

参照:2017年度最新版]ドローン関連事件・違反の19事例をまとめ、その原因とは?

小話として

私も離島で少し調子の乗ってしまい、目視外ほどの距離で島の全景を撮影していました。その際、私も気づかない内に崖に接近してしまったのですが、障害物センサーのアラーム音に助けられました。Phantom 4 Proであれば、撮影上の予期せぬリスクを少し下げてくれるなと思いました。(もちろん安全には十分な配慮が必要です)

Phantom 4 Proの値段とまとめ

Phantom 4 Proは204,000円(定価)となっています。過去機種は10万前後で販売されていますし、Mavicも12万円ほどですから少し強気の価格です。

ただ、カメラと安全性能が飛躍的に上がったPhantom 4 Proは小型機とは思えない圧倒的な性能を備えた機体です。悩まれたらぜひ購入をおすすめいたします。

最新機種:Phantom 4 advancedまとめ

価格は179,000円(税込)で、カメラ性能はP4Pと同様です。

違いは、「FlightAutonomyシステム用の2つのリアビジョンセンサー」と「赤外線センサー」を省略したことと、「リモートコントローラの5.8GHz帯」を非対応にしたことのようです。特に直近はまだ5.8GHz帯は不要ですから、advancedにも需要が高まりそうです。

参考:【Phantom Mavic Inspire】DJI社のラインナップをゼロから説明します!

 

  • FLIGHTS編集部
  • DJIインストラクターを中心としたDroneAgentのスタッフが記事を執筆している、FLIGHTS編集部のアカウントです。
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