【DJI Spark】9/1にファームウェアアップデートしないとこうなった!

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こんな感じの内容です!

DJI Sparkのファームウェアアップデートをしないと飛ばない問題の最新情報です。DJIが警告した“9月1日”という日を迎え、渦中のSparkはどうなってしまったのでしょうか。ファームウェアアップデートのやり方について綴っていきます。

目次

先日お伝えしたDJI Sparkのファームウェアアップデートの情報。DJIが警告した“9月1日”という日を迎え、渦中のDJI Sparkはどうなってしまったのでしょうか。
本記事では、実際に2017年9月1日を迎えたDJI Sparkがどうなったかのか、また、ファームウェアアップデートのやり方について綴っていきます。

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DJI GO4アプリを起動するとどうなるの?

通常通りDJI GO4を起動、Spark機体の電源を入れると画像のような表示が表れ、アップデートを促されます。ひとまず今回は警告を無視し、離陸を試みることにしました。

ファームウェアアップデートをせず離陸を試みた結果

8月31日時点では、アップデートをしなくとも通常通りモーターが回転し離陸体制に入りました。

日付を跨いだ9月1日、Sparkの機体とDJI GO4を接続し、昨日同様いざ離陸をタップすると画像のような表示が表れました。画面左上に「警告」として、「離陸不可」「バッテリーファームウェアのアップデートが必要」が表示されます。離陸のためモーター、プロペラは一切回転せず、Sparkを離陸させることはできませんでした。

アップデートはどうやってやるの?

ファームウェアをアップデートしないまま9月1日を迎えてしまった皆様、ご安心ください。以下の手順でアップデートは今からでも可能です。

アップデートの開始

先ほど無視したアップデートを促す表示に従い、画像の部分を右へスライドするとアップデートが開始します。

アップデート中は下の画像のように青地にダウンロード中途進捗状況が表示されます。

Wi-fiの再接続が必要!

ダウンロードが終了すると「Wi-fiが切断されました。」と表示されます。再度デバイスをSparkのWi-fiに接続し直す必要があります。SparkのWi-fiのSSIDとパスワードは箱の横に記載されていますので、それを確認して行いましょう。

無事SparkのWi-fiが再接続されると、先ほどの表示は消え、下の画像のように緑地に「アップグレード」と表示されます。念のため、ファームウェアが最新かどうか確認するために、「アップグレード」と書かれた緑の箇所をタップしてみましょう。

バージョン確認中は以下のような表示になります。

バージョン確認が終了すると、青地の表示は消えてしまいました。GO FLYをタップし、メイン画面に進んでみましょう!

コンパスキャリブレーションが必要!

GO FLYからメイン画面に進むとまだ飛行できる状態ではありません。「機体のステータス一覧」を開くとコンパスキャリブレーションを要求されます。「開始します」をタップし、画面の指示に従い、1m以上の高さで機体を水平に回します。その後、同じように機体を垂直に回すと、コンパスキャリブレーションが完了します。

アップグレード完了!

コンパスキャリブレーション完了後、改めて「機体ステータス一覧」をチェックしましょう。全体のステータスは「ノーマル」「ファームウェア最新」と表示されています。これでもう、9月1日以降も以前のようにあなたのSparkを飛行させることができます。

まとめ

アップデートしなければ今回は9月1日以降は離陸すらできない、という異色のアナウンスだったファームウェアアップデート。本当に離陸ができないなんて起こりうるのかを検証した結果、8月31日時点では離陸可能だったものが、9月1日には本当に離陸できなくなりました。DJIの本気を目の当たりにしたような気分ですね。

ファームウェアは不具合の改善や機能の強化などを目的に定期的にアップデートが求められます。今回の記事はあくまで、検証のためにアップデートせずに9月1日を迎えたものです。

ドローンパイロットの皆様は、安全な飛行のために、飛行の前には必ずファームウェアが最新かどうかを確認しましょうね!

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