【徹底比較】ホビードローンDobbyとAirSelfieの機能・価格をプロが比較してみた

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こんな感じの内容です!

ZERO TECH社のDobbyとHitec Multiplex社のAirselfie。人口密集地区などの制約を受けずに飛ばせる、ホビードローンを代表する2機体を徹底比較します。

この記事の目次

iphoneのような可愛らしいデザインの高性能小型ホビードローン「Dobby」と、気楽に飛ばして撮る超小型フライングカメラとして登場した「AirSelfie」。

どちらも小型セルフィードローンと言われておりますが、これらにはどのような違いがあるのでしょうか?本記事では徹底比較していきます。

 

全体スペック比較

機種名 Dobby AirSelfie
特徴 持ち運びに便利なポケットサイズ

空飛ぶセルフィー

最高速度 50km/h  
最大飛行時間

9分

3分
最大通信距離

100m

 
有効画素数 約1300万画素

500万画素

動画解像度 4K(4096×2160) フルHD (1080p) 30fps
対格寸法(プロペラ含まず) 135mm 116mm
重さ(バッテリー・プロペラ込)

199g

61g
価格 54,800円

43,330円

サイズ・重量

Dobbyの重量が199gに対し、AirSelfieの重量は61gと1/3の軽さになっています。

2015年11月に改正されたドローンに関係する航空法では、ドローンを飛行時に許可申請書類を提出が義務付けられるようになりました。例えば、ドローンを飛行禁止区域(空港付近、人口集中地区、高さ150m以上の空域)で飛ばす際や、自動車・建物等とドローンとの間に30m以上の距離を保てない場合には原則飛行が禁止(違法)となり、許可申請が必要になっています。

DobbyやAirSelfieのような200g未満のドローンは一般的に「ホビードローン」と呼ばれ、重量200g以上の機体のみに適用される本法令が適用されません。したがって、Dobbyも比較的気軽に飛ばせるドローンではありますが、AirSelfieはさらに持ち運びが便利なドローンとなっています。

 

飛行性能

両者とも最大飛行時間は非常に短く、Dobbyは9分、AirSelfieはわずか3分しか持ちません。『ホビー』と分類されるだけあって、重量の軽減のためにバッテリーを削ってしまうのは仕方ないのかもしれません。

とくにAirSelfieは動画撮影も可能ですが、飛行時間が極端に短いため、写真撮影をメインに使用したほうがよいかもしれません。

 

カメラ性能

Dobbyが4208×3120(約1200万画素)、AirSelfieが500万画素のため静止画では大きな差があります。

動画に関しては、Dobbyはなんと4Kに対応しており、ホビードローンの域を超えてますね。

一方のAirSelfieはフルHD(1080p)の動画対応に対していますが、飛行時間が3分と非常に短いため、動画撮影に使用できるシーンは限定されてくるでしょう。

 

送信機の操作性

DobbyもAirSelfieもスタンダード版にはプロポが付属しておらず、スマホでの操縦を前提としています。

Dobbyはスマホの傾きで操作を行い、指のスライドで上昇下降や回転を行うモーション操縦モードや、指のスライドのみで操作を行うモニタースラッシュ操縦モードなどが挙げられます。また、ジェスチャーコントロール機能も搭載しています。

AirSelfieも専用アプリを使用して操作をしますが、自動テイクオフ&ランディング機能も搭載しており初心者の方でも簡単に飛ばすことができます。

 

価格・コスパ

Dobbyが54,800円、AirSelfieが43,330円と、価格面で言うとAirSelfieが安くなっています。しかし、飛行性やカメラ性能を比べてもDobbyのほうが格段に上になっています。

どこでも気軽に持ち運びができる「ホビードローン」として楽しみたい方はAirSelfieでも十分ですが、この価格差で飛行性や非常に高画質な写真や動画が撮れるDobbyのほうがコスパは高いと言えるでしょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

200g以下という法令の基準以下で高い飛行性や超高画質な撮影を可能にしたDobby。

「フライングカメラ」として高画質カメラを搭載しつつ、さらに小さく持ち運びを便利にしたAirSelfie。

今回比較したこの2機種のコスパを単純に見ますとDobbyがオススメと言えますが、あらゆる機械や装置の小型化・軽量化はどんどん進んでいます。高い飛行性を維持した小型ドローンに詰め込まれた技術はまさに最高峰と言えるでしょう。

2018年1月、「Tello」という小型ドローンがDJI社から新登場しました。今後も小型ドローンの進化に大注目です。

 

参考:【 DJI Tello 】デザイン、特徴、Sparkとの違い・比較、徹底レビュー!

 

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