【超速報】DJI Mavic2 Pro/Zoomのスペックをプロが徹底比較レビュー!!

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こんな感じの内容です!

DJIよりMavic2 Pro、Mavic2 Zoomが発表されました。Mavic2 のスペックを、Mavic AirやPhantomを含めて徹底比較しレビューします。

この記事の目次

2018年8月23日、DJIより満を辞して新ドローンが発表されました!
今回発表されたドローンは「Mavic2 Zoom」「Mavic2 Pro」の2モデルになります!!

ズーム性能や独自の機能を押し出してきた「Mavic2 Zoom」と、今後の空撮用機体のスタンダードになることが予想される「Mavic2 Pro」。
両機体は、Mavic AirやMavic Pro、Phantom4 Proと、どこが異なっているのでしょうか?

本記事では、新発売のMavic2 Zoom / Mavic2 Proの性能を、徹底的な比較を基に考察していきます!

 

サイズ・重量比較

  MAVIC
AIR
MAVIC PRO MAVIC2
(Zoom/Pro)
P4P
(V2.0)
重量(バッテリー・プロペラ込) 430g 743g 905g 1388g
対角寸法 213mm 335mm 354 mm  350 m
たたんだ寸法 長さ168×幅83×高さ49 mm 長さ198×幅83×高さ83 mm 214×91×84 mm  –
広げた寸法 168×184×64 mm 322×242×84 mm  –

 

サイズ、重量に関しては上記のようなスペックで発表されました。

サイズ感が僅かながら増加したこと、そしてカメラの変更の影響からか、重量が150gほど増加しています。

しかしながら、Phantom4 Proシリーズと比較すると約500gも差があり、圧倒的な重量差があります。2016年当時に話題を呼んだ、Mavic Proの特長である『ペットボトルサイズ』をそのまま維持し続けている点に非常に好感を持てます。

 

飛行性能

  MAVIC
AIR
MAVIC PRO MAVIC2
(Zoom/Pro)
P4P
(V2.0)
最高速度 68.4km/h(Sモード) 64.8km/h(Sモード) 72km/h(Sモード) 72km/h
最大伝送距離 4,000m 7,000m 8,000m 5,000m
最大飛行時間 21分 27分 31分 30分
障害物検知 3方向(前後・下方) 2方向(前方・下方) 全方向(前後・左右・上下) 5方向(前後・左右・下方)
映像伝送 Wifi OcuSync OcuSync 2.0 OcuSync

Mavic2の飛行時間は31分。これは従来の上位モデルであるPhantom4 Pro V2.0を僅かに上回る最大飛行時間であり、Mavic Airよりも10分間も長く飛ぶことができます。更に、時速72.4kmの飛行速度を持ち、最長8kmの距離へ1080p動画転送が可能です。

空撮のシビアな現場では、ドローン機体の飛行時間がダイレクトに操縦士の心理的負担に影響します。

今回Phantom4 Pro V2.0の最大飛行時間を上回ったことにより、操縦士はより気持ちに余裕を持って撮影回数を重ねることが出来るでしょう。

映像伝送

DJIによれば、MavicPro/Phantom4 Pro V2.0で搭載され人気だったOcuSyncが、
今回『OcuSync 2.0 動画伝送システム』という形で伝送性能を向上させてきたようです。

具体的には、OcuSync 2.0は通信距離/動画品質/耐干渉性の改善により、デジタル動画伝送性能が大幅に向上したということのようです。

プレゼン内で「最大伝送距離が8000mまで伸びた!!」と強く言い切っていたことからも、DJIの今回のアップデートへの自信が窺えます。(実際にその距離を飛ばす方はまず居ないとはいえ、です。)

OcuSync 2.0の搭載による伝送の安定化も含めると、飛行性能という点では、Mavic2は従来のコンシューマー機の中で最高レベルの機体になったと言えるでしょう。

障害物センサー

今回、Mavic2の両機体には『前後・左右・上下』全方位でのセンサーが搭載され、従来の障害物探知では対応できなかった衝突リスクを低減しています。Mavic Proが前方・下方センサーのみ、Mavic Airが前後下の3方向と考えると、大幅な進歩が見られます。


それらのセンサーに加えて、障害物を自動で回避してくれるAPASも搭載されています。

こうした障害物センサーの進化により、新追加の機能である『ActiveTrack2.0』など、インテリジェントフライトモード等による飛行をより安心して利用可能になりました。

カメラ性能

  MAVIC
AIR
MAVIC
PRO
MAVIC2
Zoom
MAVIC2
PRO
P4P V2.0
有効画素数 1200万画素 1,235万画素 1200万画素 2000万画素 2000万画素
動画解像度 4K/30fps 4K/30fps 4K/30fps 4K/30fps 4K/60fps
ビデオビットレート 100Mbps 60Mbps 100Mbps 100Mbps 100Mbps
カメラセンサー 1/2.3CMOS 1/2.3 CMOS 1/2.3 CMOS 1CMOS 1CMOS
焦点距離 24mm 28mm 24 – 48mm
(可変)
28 mm 24 mm
絞り値 F2.8 F2.2 F2.8-3.8 F2.8-11 F2.8-11
特長 小型4K ・光学2倍ズーム
・ドリーズーム
Hasselblad製カメラ搭載

カメラ:Mavic2 Zoom

Mavic2 Zoom/Proは基本的に同じ機体であり、両者の違いはそれぞれのカメラになります。

まず挙げられるのが、Mavic2 Zoomには光学2倍ズームレンズが搭載されていることです。もともと搭載されていたデジタル2倍ズームと掛け合わせると、ロスレス4倍ズームが可能となります。

また、その機能の進化に合わせて、「ドリーズーム」という特殊な撮影法が新たに可能になっています。IT界隈の方やカメラマンの方など、情報感度の高い方たちが非常に喜ぶ機能追加となっています。


その他にも、48MP超高解像度写真を作成でき、風景写真を細部まで色鮮やかに撮影できるとの機能が追加されました。

こちらの使い勝手に関しては、実際に試してみないと何とも言えません。
現物が手元に届くのが非常に楽しみです。

 

カメラ:Mavic2 Pro

そして、特筆すべきは上位モデルであるMavic2 Proです。

2000万画素/1インチCMOSセンサーのハッセルブラッド製カメラを搭載しています。F値の幅もf2.8-11まで変更可能となっており、従来の空撮機のスタンダードである、Phantom4 Proシリーズに近いかなりレベルでの空撮が可能になりました。

ネガティブな点で言えば、フレームレートに関して、Phantom4 Pro V2.0の性能である4K/60fpsではない点に関して「残念」という声が上がりそうです。しかしながら、特にスローモーション撮影にこだわりが無い場合、空撮のプロフェッショナルでも十分満足できる機体に仕上がっています。

総括すると、これまでPhantom4 Proシリーズで不便だった『持ち運びの大変さ』という問題を、Mavic2シリーズは完全に解決してきました。

今後の空撮のスタンダード機はMavic2 Proに移行していくことが予想されます。

その他の特徴/機能

今回の発表で地味に嬉しかったのが、Mavic Airから搭載された、内蔵ストレージが続投となったことです。

Mavic2両機体には8GBのストレージが搭載されているので、SDカードを忘れてしまっても、10~15分程度の動画であれば本体に直接保存可能となっています。

その他にも、気になる機能が色々と発表されていました。早速見て行きましょう。

Active Track2.0

今回、DJIが力を入れていたのは障害物回避を行う、安定した自律飛行機能でした。

今回パワーアップしたActiveTrackでは、正確な物体認識を行い、センサーの増加を活かして障害物を回避しつつ飛行します。

そして、時速72kmまでの物体であれば、物体の移動から軌道を予測しつつ追跡を行う、という夢のような機能が詰まっています。

 

ハイパーラプス

こちらは、映像の早送りを行う機能です。時間の流れを表現することが可能で、雲や太陽、行き交う被写体の動きを表現した映像を作れます。

この映像の場合、人口密集地区+夜間飛行の許可申請が必要にはなりますが、このような映像を撮ってみたいものですね。

 

価格・コストパフォーマンス

  MAVIC AIR MAVIC
PRO
MAVIC2
Zoom
MAVIC2
Pro
P4P
V2.0
価格 129,000円 159,000円 162,000円 189,000円 204,000円
備考 (コンボ込価格) (コンボ込価格) コンボ別売 コンボ別売 パーツ別売

気になるお値段は、以下のようになっています。

Mavic2 Zoom:162,000円(税込)

Mavic2 Pro :189,000円(税込)

 

価格設定としては、従来のMavic ProとPhantom4 Proの中間を取った設定となっています。

ここまで説明したように、特にMavic2 Proは、Phantom4 Proシリーズがこれまで担ってきた『空撮用機体』のポジションを奪い取りに来ています。価格に関しても、確実にPhantomより安価になるように調整されていると言えるでしょう。

 

Fly Moreキット

従来のMavic Air/Proでは、FlyMoreComboという、送信機・予備バッテリー込みのセットがほぼ必須となっていました。
(弊社でもAir発売時に仕入れた機体単品が売れず、在庫余りに悩まされたものです…。)

今回のMavic2の両機体は、FlyMoreComboはありません

その代わり、『Fly Moreキット』というセットを39,000円(税込)で別売りします。
Mavic2 Pro + Fly Moreキットで総額228,000円となります。

 

こちらは少々強気な価格設定に見えますが、Phantom4シリーズと比較すると十分安く収まっているとも言えます。Phantomの場合、2万円のバッテリー×2本や、1万円の充電ハブを最低限揃えないと使い物にならない現状があるためです。

もちろん、今回は送信機が機体にセットで付いてくるので、単品でバッテリーだけ買い足すことを検討しても良いかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

2016年に登場したMavic Proは、性能・携行性の両立を果たしてドローン業界に衝撃を与えました。
品切れが続出、数ヶ月待ちの予約が発生したあの日がつい最近のことのように感じます。

また、2018年に登場いたMavic Airは、Mavic Proと同等レベルでさらに小型化、『どこでも持ち運べる4Kドローン』を実現。
Mavic Airもスマッシュヒットを記録しました。

 

そして今回、DJIが満を辞して本気の発表を行いました。
どう見ても明らかに『買い』であるMavic2の発表に、弊社のドローン操縦士はほとんど全員、購入希望を出している状態です。

前回のMavic Proの件を考えると、品薄で今後しばらくの間市場に出回らなくなることが十分予想されます。

 

この度弊社では、仕入れに力を入れてMavic2の在庫の確保に努めました。
どこよりも早い出荷を目指しているので、Mavic2が欲しい方は出来る限りお早めの予約を推奨します。

次々に新しい機体が登場する2018年。今後の動向に目が離せません。

 

 

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