【全ドローン飛ばして分かった】DJI製Mavic Proの長所と短所とは?【レビュー】

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こんな感じの内容です!

FLIGHTSでは何度かDJIのドローンについて取り上げてきましたが、今回はMavic Proに焦点を当てて解説していきます。我々パイロットが全DJIドローンを飛ばす中で、Mavicはかなり特徴的な機体であると認識しています。そんなMavicの長所・短所について解説していきます。

目次

 

DJIの最強コンパクトドローン「Mavic Pro」

ドローン最大手DJIのコンパクトドローンの中でも、Mavic Proは最も人気のある機種の一つです。この記事をお読みの方の中にも、既にMavic Proを持っているという人や、Mavic Proが欲しい!という人もいるのではないでしょうか? FLIGHTS編集部としても、Mavic ProはDJI史上でもかなりレベルの高いドローンだと考えています。そこで、今回はMavic Proというドローンについてまとめていきたいと思います!

 

Mavic Proの長所

最高にコンパクト

『コンパクトで高性能』Mavic Proの最も大きな特徴はこの一言に集約されるでしょう。

また、重量も734gと圧倒的に軽量です。同じくDJIの主力商品であるPhantom 4 Proの重量が1,388gであることを考慮すると、非常に軽量であることがわかります。これまえドローンを持っていくのをためらうような旅行にもそこまで負担にならずに持っていくことができます。旅行が好きな方にとって、Mavicは最適なドローンでしょう。

Mavic Proは、「ペットボトルとほぼ同じサイズ」という非常に印象的なフレーズとともに登場しました。Mavic Proはアームとプロペラを折りたたむことが可能で、500mlのペッドボトル程度のサイズと、この性能のドローンの中では群を抜いてコンパクトに持ち運ぶことができるのです。もちろん、Sparkと比較するとサイズで負けてはしまいますが、Sparkと違い、Mavic Proはアームとプロペラ両方を折りたたむことができるので、綺麗な直方体に収まります。カバンなどにしまう際、スペースを取らないという基準で考えると、Sparkとさほど差はないのではないでしょうか。

群を抜くバッテリーの持ちの長さ

どうしても機体をコンパクトにすると、バッテリーの容量を犠牲にしてしまう印象があります。しかし、Mavic Proの場合はそんなこともありません。連続飛行時間は27分もあり、Phantom4 Proなどと比較しても見劣りせず、一般的なドローンの中でも長い方です。それゆえ、本格的に空撮を趣味にしたい方でも、十分満足できるバッテリーの持ちになっています。また、バッテリーはサイズも小さく、バッテリー価格も安価なため、バッテリーを大量に持ち歩きやすいというメリットもあります。

 

撮影に適した安定飛行が可能

圧倒的に安定したホバリング コンパクトドローンの欠点として、「不安定さ」が挙げられます。これは機体の重量が軽い分、仕方がないと言えるのですが、Mavic Proはそこにおいても一切妥協していません。DJIのフライトコントローラーは非常に優秀で、風が吹いていたとしても、空中でぴたっと止まる抜群の安定感を誇ります。これは、Mavic Proだけに言えることではなく、Sparkにも同じことが言えますし、もっと言えばDJIの全製品に言えることです。初心者でも安心して飛ばすことができるでしょう。

 

また、Mavic Proに搭載されている便利な機能の一つに、微速でMavicを飛ばすことの出来る「トライポッドモード」があります。これにより、室内や、歩いている人を追いかける構図で撮影をするハードルが一気に下がります。従来のカメラ業界では『ドリー』と呼ばれる撮影技法によって、歩いている人などを撮影していました。レールの上に設置した台車にカメラを搭載し、ゆっくりとスライドしながら撮影する手法です。それと同様の映像撮影を、Mavic Proでしたら特殊な器材がなくても撮影可能になります。

 

カメラ・ジンバルの性能も高い

ここでまとめてMavic Proのカメラの良さを紹介します!

まず、Sparkとの大きな違いは、ジンバルの軸数と制御方法です。Sparkは二軸のメカニカルジンバルであるのに対して、Mavic ProはPhantom4 Proなどと同じ、三軸の電子制御ジンバルを搭載しています。ジンバルとは、「カメラがブレないようにする装置」で、風に煽られたり、モーターの振動がカメラに伝達することで映像がガタガタしてしまうことを防ぎます。Mavic Proのジンバルは機械式でなく電子式で、センサーで機体の傾きを把握し、それに対応してモーターを動かします。ですので、微細な動きやさまざまな動きによるブレをより取り除くことができます。

また、Mavic Proにしか出来ない機能の1つが、縦位置撮影です。これは、カメラを90°回転させて、画角を縦にすることができる機能です。例えば、「滝」の撮影。滝が上から下に落ちている映像を取ろうと思った際、これまでだったら縦方向に滝が収まるよう、かなり引いた位置から撮るか、上から下、または下から上にドローンを移動させて全体像を撮影するしかありませんでした。しかしMavic Proであれば、カメラを90°回転させて、滝全体をフレーム内に収めることができるようになりました。これは意外とあると嬉しい機能です。

 

Mavic Proの課題点

そんなMavic Proにももちろん、欠点がいくつかあります。今回はそんなMavicの弱点も見て行きます。

風に流されやすい

これは本当にどうすることもできないコンパクトドローンの宿命です。先程、DJIのフライトコントローラーは優秀であると紹介しましたが、それでもやはり風に流されるということからは逃げられません。上空でホバリングしていても、「あれ、流されてる?」と気づくほど流されることも有りますので、気をつけてください。

機体を自分の場所に戻す時に、強い向かい風で機体が全く戻ってこないなんて事も・・・筆者も何度も体験しています。そう言う時のワンポイントアドバイス! 

焦らずに送信機の右側側面のスイッチを上側にSPORTモードに切り替えましょう!※注意 パワーが出てスピードが出るため障害物センサーが効かないので細心の注意を!

砂埃に弱い

他の機種に比べMavicはジンバルカメラやモーターが小さく、特に砂埃に弱いです。海岸などで飛ばす方は注意して下さい。モーターに砂が絡むと墜落の恐れも十分にあります。どうしようもなく操作も効かなくなった時はGOHOMEボタンを押して下さい。 

※ワンポイントアドバイス 離着陸は必ず離陸パッドのような砂埃がモーターやジンバルに巻き込まないようにしましょう!

※万が一、砂埃を巻き込んでジンバルカメラがカクカクの症状が出たら、すぐにGOHOMEボタンで一旦戻し、エアダスターでジンバル周りやモーター周りを入念に掃除して下さい。ほぼ90%治ります!

ジンバルとモーターに砂を巻き込んだ時の参考映像

ジンバル固定具がやや面倒くさい

Mavic Proにはジンバルを固定するためのアダプターがついています。これが実は結構面倒くさくて、外し忘れて飛ばしてしまう、撮影終わりにつけ忘れてしまうということが多いのです。まず、外し忘れて飛ばしてしまうと、ジンバルが効かなくてひどい映像になるどころか、最悪の場合、モーターに負荷がかかって壊れてしまうこともあります。また、付け忘れて運搬してしまうと、これも衝撃などで壊れてしまう原因になることがあります。小さい上に目立たない部分なので、もう少し改善してほしいところではあります。

 

価格面について

最後に、Mavic Proの価格設定について触れます。Mavic Proは13万円を切る価格で販売されています。これは驚異的な価格で、ほぼ同様のスペックであるPhantom 4 Proが20万円を超える価格であることを考えると、最高にコスパの良いドローンの言えるでしょう。初めて買う方、趣味で二台目のドローンが欲しいという方、屋内撮影の多い方、その全てに対してMavic Proは最適なドローンであると言えます。

 

まとめ

これら全てを考えると、やはりMavic ProはDJI史上最高傑作だと認識しています。発売当初は需要が多すぎて供給が追いつかず、なかなか手に入れることが出来ませんでした。いま現在でも個人向けでは圧倒的な人気を誇っており、弊社の操縦士でも様々なドローンを手にした後に、最終的にプライベート用のドローンはMavicに落ち着くことが多いです。

Sparkを導入口にしてでドローンを始める方が増えるかもしれませんが、Sparkで物足りなくなったら間違いなくMavic Proをおすすめします!

購入相談等もお気軽に受け付けておりますので、お悩みの方はまずご相談ください。

 

 

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