【DJI M200】DJIの新ドローン”MATRICE 200″とは?防水/耐候性に期待!?【産業用ドローン】

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DJIの新ドローン「M200(マトリス200シリーズ)」!

2017年2月ドローン最大手のDJIは、産業用ドローンであるMATRICE200シリーズを発表しました。マトリスという機種自体、一般の方には馴染みが薄いかもしれませんが、産業用ドローンでは代表的な存在です。今回はそんなパワフルな新型機種、通称”M200″について見ていきたいと思います。

M200!?そもそもマトリスってどんなドローン!?

一般的に、DJIと言えば、PhantomやMavicを想像する方が多いかもしれません。それもその通りで、やはりその2機種がコンシューマ向けであれば代表的なものです。しかし、DJIが作っているのはコンシューマ向けドローンだけではありません。

マトリスとは、DJIの産業用の中でも代表的なラインナップです。現行機種であれば、M600/M600 Pro、そして未発売ですが、M200が挙げられます。

産業用ドローンって何に使うの!?

では産業用ドローンは何の目的で使われるのでしょうか?空撮を始めとして、点検や救援活動にも利用することができます。また、空撮と言ってもPhantomのように内蔵カメラだけで撮るのではなく、外部カメラを積載してより高度な撮影をする場合が多いのです。

M200のここがすごい!スペックと特徴を紹介!

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ここからは、M200についてさらに詳しく見ていきたいと思います。M200が注目されているのには理由があります。

悪環境下でも飛べる!高耐久性設計で防水!?

これまでドローンの弱点として挙げられるのが、「雨/雪/風などの悪天候に弱い」ということです。その弱点を限りなく無くした機体がM200なんです。まず、防水であるということ。IP43レベルの防水性能を誇り、多少の雨では問題無く飛行することができます。

強風にも強いモーターとプロペラ!?

また、ドローンにとって強敵である「風」に関しても対策が取られています。17インチのプロペラと高性能モーターを組み合わせたことで、強風時にも安定して飛ぶことができます。産業用ドローンは重要な任務をする上、重量もあるので、安定して飛行できるということは大切です。

氷点下でも大丈夫!? 自動でバッテリーを温めてくれる!?

ドローンにとって、低温も問題です。基本的に、ドローンに搭載されているリポバッテリーは低温下ではパフォーマンスを最大限に発揮することができません。そこで、M200のバッテリーは、低温時に自動で温めてくれるのです。これで過酷な環境でも問題なく飛行できることが伝わったでしょうか?

コンパクトに持ち運び&組み立てもかんたん!

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実物を見るとわかりますが、産業用ドローンは思っているよりも巨大です。いつもPhantomやMavicに見慣れていると、その大きさに圧倒されます。ですが、このM200は産業用ドローンの中でもコンパクトに持ち運ぶ事ができます。公式のキャリングケースがあり、プロペラとスキッドを外して収納します。すると、見ての通りかなりコンパクトになるのです。また、アームやジンバルプレートは外す必要がないので、組み立てもスピーディーです。

M200の強みは他にも!?詳しくは公式動画をご覧ください!

ここまでは代表的な特徴を見てきましたが、魅力はまだまだあります。もっと詳しく知りたい方はDJI公式HP、及び公式動画をご覧ください。

公式HP : http://www.dji.com/jp/matrice-200-series

M200!まとめ

いかがでしょうか?少しでもM200を導入したいと検討されている方のヒントになれば嬉しいです。やはりこれからドローンはさらに様々なシーンで使われるようになりそうですね。M200の防水/耐候性はこれからのドローンの在り方を示しているのかもしれません。

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