【プロが教える】空撮向けドローンのサイズ別性能を比較、プロ用ドローンを解説【徹底比較・徹底解説】
こんな感じの内容です!
ドローンの小型機・中型機・大型機それぞれのサイズ別性能と、搭載できるカメラ機材を解説していきます。ドローン空撮のプロが現場で使っている機材の中身とはいったいどんなものなのでしょうか?2017年度の最新ドローンも合わせて紹介します。
目次
小型機 ~スタンダードな撮影向け~
小型機・ドローン付属カメラ:静止画・写真撮影向け
主な小型機としては、Phantomシリーズの機体です。付属のカメラはGoProクラスのカメラで1200万画素です。
(最新のPhantom4 Proシリーズは、高級コンデジ級が付属しており、2000万画素となってします。)
小型機・ドローン付属カメラ:映像撮影向け
上記と同様の機体です。Phantom3シリーズ・Phantom4Proに付属しているカメラいずれでも4Kまで撮影できます。
最新機種との主な違いは、同じ4Kでも最新機種の方が、センサーサイズ性能も良いので夜間にもある程度耐えられますし、4K60fpsでの撮影もできるので、オススメです。
中型機 ~ハイエンドな撮影向け~
中型機・ドローン付属カメラ:静止画・写真撮影向け
主にDJI製のInspire1 X5Rまたは、Inspire2 X5Sのことを指します。
- X5Rは、「Panasonic GH4」にほぼ類似するカメラで、1600万画素
- X5Sは、X5Rよりもマイクロフォーサーズセンサーが改良され、2080万画素
中型機・ドローン付属カメラ:映像撮影向け
主にDJI製のInspire1 X5Rまたは、Inspire2 X5Sのことを指します。
- X5Rは、「Panasonic GH4」にほぼ類似しており、4K (3840 x 2160)30 fpsの4K (3840 x 2160)をRAWで撮影できる世界最初の中型ドローンです。
- X5Sは、「シネマカメラクラス」のドローン搭載カメラであり、5.2k/30fpsまたは4K/60fpsで動画を収録できます。
大型機~超ハイエンドな撮影向け~
使用する大型ドローン機
主に使用されているのは「DJI製 S1000(旧式)」、「DJI製 Matrice600 Pro」「FreeFly製 Alta」,「FreeFly製 Cinestar」が使用れています。
搭載するカメラ:機材静止画・写真撮影・パノラマ・コルトン素材撮影向け
主にドローン空撮では、現状「Sony α7R II」、「Canon5Ds」を指すようになりました。
*現状、超ハイエンドな1眼レフカメラ以外であれば、DJI製のX5Sで事足りていますので上記2つ以外のカメラは使用しなくなってしました。
参照:高品質コルトン空撮、CG合成用パノラマ空撮素材をドローンで制作するには?
搭載するカメラ:映像撮影向け
主にシネマカメラである、「RED EPIC W」 、「RED WEAPON」、「ALEXAシリーズ」を指します。
ただ近年は、中型機搭載のX5Sにて5.2KのRawデータが撮影できるので、必ずしもALEXAなども使用する必要はなくなってきました。
搭載するカメラ:VR映像向け
Goproを7台を専用のリグ(カメラ接続器具)に搭載し、撮影を行います。
まとめ
2016年度までは、小型機・中型機の性能への不満から大型機の活用が多く見られましたが、2017年度では、大手空撮向けドローンメーカーDJi社の機体の大幅な性能向上により、もはや大きな機体に1眼レフカメラを搭載する必要すらなくなりつつあります。
いずれにせよ最新各ドローンの性能をよく理解し、適切な機体選定とカメラ機材選定を行う必要があることはまちがいありません。
代表的なドローンのラインナップをこちらにまとめたので、じっくりと本メディアを見ながら選定してどれを購入するか決定してくださいね。