【初心者向け】ドローン基本用語集!初飛行の前に覚えるべき知識を紹介
こんな感じの内容です!
ドローンを「空撮・操作」する際に専門的な用語が出てきて混乱したことはありませんか。私も初めてドローンを使い始めたときは、操作方法と用語が一致しなくて混乱した覚えがあります。今回は初心者の方向けに、ドローンを「空撮・操作」する際に使う基本的な用語について説明します。
目次
ドローンを「空撮・操作」する際に専門的な用語が出てきて混乱したことはありませんか。私も初めてドローンを使い始めたときは、操作方法と用語が一致しなくて混乱した覚えがあります。今回はドローン初心者向けに、ドローンを操作する際に使う基本的な用語について説明します。
超初心者の方へ:ドローン(UAV)の語源・意味とは? ドローンの歴史を解説します
ドローン本体の部品
ブレード(回転翼)
回転することにより揚力を発生させ、飛行させるための翼。プロペラともいう。丈夫で軽いカーボン素材などで作られている。
ローター
ブレードの中心部分の回転している部分
ジンバル
カメラの映像がブレないように衝撃を吸収する装置。かつカメラの遠隔操作(角度、ズームなど)をすることができる。ドローン(マルチコプター)のジンバルは一般にX 軸、Y 軸、Z 軸の 3 軸があります。
*DJI製Sparkなどは2軸ジンバルなので、DJI製MAVIC Proよりも性能が落ちることになりますね。
FC(フライトコントローラー )
フライトコントローラー(FC)はドローンの中核部分である。各種情報をもとに演算処理を行い、機体の飛行を指示したり様々な情報を送受信することができる。
ドローンセンサー類
(1)GNSSセンサー
衛星から発信する電波を受信し、機体の位置・緯度・経度・高度を割り出す。マルチコプターでは本GPS 情報を用い、現在地を算出し、ホバリング中でも容易に留まることが可能になる。
(2)気圧センサー(Barometric Pressure Sensor)
気圧センサーとは、空気が押す力の程度を検知するためのセンサー。高度と速度を気圧センサーから計測できる。本機能によって、機体の飛行速度を計測することができる。
(3) 超音波センサー
超音波センサーは送波器から超音波を対象に向け発射し、その反射波を受波器で受信して、
対象物の存在を検出する。超音波の発信から受信までに要した時間と音速との比較してセンサーから対象物までの距離を算出する。高度制御や障害物検知ができる。
(4)光学センサー
ドローン(マルチコプター)によっては、ポジショニングカメラや障害物検知センサーが搭載されている。地表面 の状態を撮影し、機体の水平維持や離着陸を安定化が実現。GPS電波の利用が不確実な状況で有効である。
*Mavic、Phantom4 Proなどに搭載されているセンサーはこれです。
(5)磁気センサー
コンパスのことで、磁場(磁界)の向きを計測し、方位を求めるセンサー。
(6) ジャイロセンサー
回転速度を測定する慣性センサーで、これによりロール・ピッチ・ヨー軸を制御している。
(7) 加速度センサー
機体の速度の単位時間当たりの変化量(加速度)を測定する。加速度と重力の相関から機体の傾きを検出する。マルチコプターではドリフトの防止等の姿勢の制御に用いられる。
ドローン送受信機(プロポコントローラー)
マルチコプターの操作にはプロポ側のトランスミッター (送信機)と機体側のレシーバー (受信機) が使用されます。
アンテナ
機体制御とビデオ信号を中継します。
モバイル機器ホルダー
お手持ちのモバイル機器を送信機に取り付ける事が可能です。
制御スティック
機体の向きと動きを制御します。
リターンホーム(RTH)ボタン
このボタンを長押ししてリターントゥホーム(RTH)を起動。
バッテリーレベルLED
送信機のバッテリーレベルを表示します。
ステータスLED
送信機のシステムステータスを表示します。
電源ボタン
送信機の電源をオン/オフにします。
ドローンの操作はプロポで行う
ドローンを操縦するときに使う送信機をプロポと呼んでいます。プロポの代表的な操作方法として、モード1とモード2の2種類あり、違いとしては操作方法にあります。
モード1とモード2の違いとは?
プロポの操作方法には、一般的にモード1とモード2の2つの操作方法があります。
違いとしては、スロットルとエレベーターの操作が逆になります。モード1では、上昇させるときは、図の右側のスティックを上にあげます。また、モード2の場合は、左側のスティックを上にあげます。
ほとんどの機体は、モード1かモード2かを選択できるので、どちらか操作しやすいモードを選んでください。
*強いて違いをいうならば、昔ながらの国内ラジコンはモード1で、国際的なスタンダードはモード2というのが大雑把な説明となります。
パイロットから一言
ドローン空撮初心者は、モード1かモード2、どっちで始めようか、と最初は悩まれると思います。
モード1はラジコンヘリから操縦されてきた方たちに多く、日本製のドローンもデフォルトがモード1の設定というものが多いです。
DJIのような海外メーカの機体はモード2が最初に設定されていることが多いです。
どちらか試してみて、自分がやりやすい方法で操縦すれば良い程度の話かな、と私は思います。
スロットル、エレベーター、ラダー、エルロンとは?ドローン操作用語について
スロットル(上下)
ドローンを上空へ移動させたり地面へ着地させたりといった「高度」を制御するための動きです。
右スティックを上げることで機体は上昇し、下げることで下降します。
*モード1の操作方法で説明しています。モード2の場合は、左側のスティック操作になります。
エルロン(左右)
ドローンを横方向に移動させるといった「平面座標」を制御するための動きです。
右スティックを右に倒すと機体が右に傾き右移動し、左に倒すと機体が左に傾き左移動します。
エレベーター(前後)
ドローンを前後に移動させる「平面座標」を制御するための動きです。
左スティックを上げることで機首が下がり前に進みます。また、下げることで機首が上がり後ろに下がります。
*モード1の操作方法で説明しています。モード2の場合は、左側のスティック操作になります。
ラダー(回転)
ドローンの機首を回転させるなどの「方位」を制御するための動きです。
左スティックを左に倒すことで左転回します。また、右に倒すことで右転回します。
まとめ
ドローン初心者の方に向けて、気になるワードを解説してきました。初めはみなさんが初心者なのでどんどん調べて勉強していってくださいね。
また加速度センサー・超音波センサーなど難解ワードは、ひとまず置いておいてドローン空撮から始めてみると、案外頭に入っていくものだと思います!
なお、最新機種Mavic Airシリーズが爆発的に売れています。空撮初心者は手に入れて損の無い仕上がりとなっております。
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