クラウドファンディングで注目を集めたドローン5選!
こんな感じの内容です!
近年、IndiegogoやKickstarterといったクラウドファンディングでドローンの出資を募るプロジェクトが増えてきましたが、今回はクラウドファンディングで一躍有名になったドローン5機種を紹介します。あなたが欲しくなるドローンがあるかも?
目次
クラウドファンディングでドローン!? クラウドファンディングってなに?
皆さん、クラウドファンディングという言葉をご存知でしょうか?新しいモノ好きな人はすでに知っていると思います。これは、スタートアップや製品開発をする際の資金調達の新しい方法のことです。厳密には、
クラウドファンディング(英語:Crowdfunding)とは、不特定多数の人が通常インターネット経由で他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うことを指す、群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語である。Wikipediaより
とのことです。つまり、「個人がネットショッピングをする感覚で少額の投資を行うということ」です。日本でもクラウドファンディングは流行っていて、CampfireやMakuakeが有名です。クラウドファンディングには投資に対する「リターン」が設けられており、プロジェクトによってその内容は様々なのですが、製品開発系のプロジェクトで殆どの場合、その製品がリターンとして設定される場合が多いです。
海外クラウドファンディングの定番は「indiegogo」と「kickstarter」!
先程は日本のクラウドファンディングについて軽く紹介しましたが、ここでは海外のクラウドファンディングプロジェクトを紹介していきます。そこで、海外の定番クラウドファンディングについて説明します。クラウドファンディングはやはり有名で規模が大きいサービスにプロジェクトも出資も集まる傾向があります。そこで、この2つだけはチェックしようというド定番が下の2つになります。
Indiegogo(インディゴーゴー)
Indiegogoは、2008年にアメリカのサンフランシスコで設立されたクラウドファンディングサービスを提供する企業です。クラウドファンディングサービスとしては、次に紹介するkickstarterとツートップという状況を作り出しています。
Kickstarter(キックスターター)
Kickstarterは、2009年にアメリカのニューヨークで設立されたクラウドファンディングサービスを提供する企業です。こちらはIndiegogoよりも規模が大きく、取引額では二倍以上の差があります。世界にクラウドファンディングという言葉を広めたのはこのKickstarterだとも言われています。
クラウドファンディングでドローン!?注目を集めた5種類のドローンを紹介します!
そんなクラウドファンディング、海外のプロジェクトの中には「ドローン」の開発をしているチームもあります。その中でもかなり話題性が高く、目標金額を大きく上回る出資を集めたドローンたちを紹介します。
Kudrone(Indiegogo)
以前記事でも紹介した「Kudrone」、その特徴は何と言っても「コンパクト」であることと、「4Kカメラ」を搭載しているということでしょう。このサイズでキレイな画像/映像を撮影できるとなると、人気が出るのもうなずけます。こちらは、130万ドル近くを調達しています。
参考 : クラウドファンディングで2200%達成した話題のドローン、ソニー製4Kカメラ搭載のKUDRONEとは!?
参考 : Kudrone: 4K Camera Nano-Drone With GPS Auto-Follow
SELFLY Camera(Kickstarter)
こちらも既に100万ドル以上を調達した期待のプロジェクトです。SELFLYは、スマートフォンのケース型のドローンです。それだけ聞くと全く想像が付かないかもしれませんが、スマートフォンケースの裏側に折りたたみ式のドローンが内蔵されており、直ぐに飛ばすことができるようになっています。こちらもKudrone同様、セルフィーを目的とした一般ユーザー向けのドローンです。
参考 : SELFLY Camera: The smart, flying, phone case camera
AirSelfie(Kickstarter)
こちらも、SELFLYと同じコンセプトを持ったドローンです。スマートフォンケースにドローンが収納されており、取り出すと自撮り用ドローンとして使うことができます。やはりこういった自撮りが出来て、スマートフォンと親和性が高いようなドローンの人気が高いようですね。
参考 : AirSelfie
DOBBY
これは既に製品化もされており、かなり有名なドローンです。驚異的なスピードで投資を集めたことで知られている「DOBBY」です。日米の法規制に引っかからないように設計され、ドローンの敷居を大きく下げるという目的で開発されたのがこの「DOBBY」です。現在、普通に販売されているので、気になった方は是非手に入れてみては?
参考 : ZEROTECH
Lily
Lilyは発表当時から非常に話題性の高いドローンでした。シリコンバレーの若者が立ち上げたスタートアップで、クラウドファンディング以外にもVCや投資家から相当な額の投資を受けた、期待の新星だったのです。そんなLilyは、当時はかなり斬新で画期的だった「自動追従」の機能を備え、綺麗な映像を撮れるという謳い文句が印象的でした。しかし、この計画の裏には嘘が隠されており、Lilyが製品化されることはありませんでした。
参考 : 史上最悪の「ドローン詐欺」 40億円集めたLily社、解散の舞台裏
クラウドファンディングのリスク
クラウドファンディングはとてもわくわくするサービスです。世の中にまだ出ていない新たなアイディアや製品の情報をいち早く手に入れることができ、さらには応援することもできます。しかし、Lilyの例のように、何が起こるかはわかりません。リスクも考慮した上で、楽しみながら投資出来ると良いですね!
まとめ
ここまで5種類のドローンを見てきましたが、どれも面白いドローンでした。DJIが出しているようなパーソナル機ではなく、やはり一般向けのセルフィードローンの人気が高いことが伺えます。これからもさらに革新的なドローンが世に登場することに期待しましょう!