【DJI】DJI、スウェーデンのハッセルブラッドと提携し「1億画素ドローン」リリースへ【ハッセルブラッド】

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こんな感じの内容です!

ドローン最大手DJIとスウェーデンの名門カメラメーカーであるハッセルブラッド(Hasselblad)が提携し、業界初の1億画素ドローン(100MP)をリリースすることが発表された。

目次

DJIから1億画素ドローン登場!?

2017年4月25日、ドローン最大手のDJIとスウェーデンの名門カメラメーカーであるハッセルブラッド(Hasselblad)は共同で世界初の1億画素のドローン空撮システムを発表しました。今回その全貌について詳しく見ていきたいと思います。

M600/A5D-50cの発展版か!?

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昨年夏、DJIは既にハッセルブラッドと提携し、空撮システムを発表しています。それが、DJIのプロ向けドローンの「M600」とHasselbladの「A5D-50c」を組み合わせたものです。A5d-50cは実に5000万画素のCMOSセンサーを搭載し、これまで実現することのなかった繊細な画像を撮影することができるようになりました。

今回の発表は、まさにこのバンドルセットの正統進化と言えるでしょう。機体がM600、ジンバルがRonin-MXという点は継承され、カメラが「H6D-100c」に変更されました。

M600/H6D-100cで出来ることとは!?

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空撮だけでなく、測量や点検も!?

このパワフルなドローンシステム、用途は空撮だけに留まらないと思われます。元来、映像用として開発が進められていましたが、その超高解像度映像は測量や点検の精度をより高めることに繋がります。まさにドローンに更なる可能性を与えてくれる最高のカメラです。

DJI Goアプリも利用可能!?

また、DJIの公式アプリであるDJI Goや、コントローラであるLightbridge 2による操作に対応するようです。こういった部分もより使いやすくて良いのではないでしょうか?

M600/H6D-100cの課題は!?

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ではこのセット製品の課題はなんでしょうか?それは値段にあると思います。M600 Proが5,000ドル、Ronin MXが1,700ドル、そしてH6D-100cが30,000ドルという価格設定になっているので、セット自体の値段は公開こそされていませんが、想像が付きます。プロユースとして用意されているとはいえども、この値段は手に入れる障壁を大きく上げることに繋がるのではないでしょうか?

まとめ

このパワフルな空撮システムは、ドローン活躍の将来をより明るくする最先端のテクノロジーだと思います。これまで不可能だった領域にまで、ドローンが参入していくということでこれから益々期待が高まりますね。FLIGHTSではこれからもドローンのニュースを追っていきたいと思います。

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