【DJIドローン比較】Phantom4ProとInspire2の映像の違いとは?
こんな感じの内容です!
DJIの人気機種であるPhantom 4 ProとInspire 2。どちらも高性能なカメラを搭載していますが、空撮の際、どちらを選ぶか悩むことがあると思います。そんなあなたのために、シーンに合わせた選び方を紹介します。
目次
DJIの代表機種「Phantom 4 Pro」と「Inspire 2」
ドローンで空撮をする際、シェアを占めているのがDJI製のドローンです。
その中でもPhantom 4 ProとInspire 2はプロユースでも人気があります。
ご自身で空撮をするためにドローンを購入したい、空撮を依頼する際にどのドローンが適しているかわからないという方もいるのではないでしょうか。
どちらも非常にクオリティの高い映像を撮影することの出来る機体ですが、2機種にはそれぞれ向き不向きがあります。
本日は、その違いについて説明していきます。
ここが違う!Phantom 4 ProとInspire 2!
Inspire 2とPhantom 4 Proのスペックと合わせて、どんな撮影が適しているのかを見ていきましょう。
カメラが違う!
Phantom 4 ProとInspire 2ではカメラの性能が大幅に異なります。
Phantom 4 Proはハイエンドコンデジ並のクオリティで撮影することが可能ですが、Inspire 2の性能はPhantom 4 Proを上回ります。
センサーサイズや交換出来るレンズのバラエティ、フォーカス設定の幅など、よりハイクオリティな空撮をするためのドローンになっています。
Zenmuse X5Sを装着した場合、一眼レフを同様のマイクロフォーサーズのセンサーになるのです。
風の強い場所や動いているモノを追うならInspire 2
Phantom 4 ProとInspire 2は見て分かる通り、サイズが異なります。
Inspire 2はカメラを含まずに3,440g、Phantom 4 Proはカメラを含めて1,388gと、実に二倍以上の差があります。
重さの違いは、飛ばした際の安定感がかなり違いにあらわれ、風が強い日等、機体の高い安定性を求める撮影では、Inspireを使用したほうが良いでしょう。
強い風が吹く場合の空撮はInspire
風の強い海沿いや、ビル風の吹く都会、上空などで空撮をされる方は、安定感の高いInspireでの撮影をおすすめします。
安定して飛行することが可能なので、動く被写体を追うような場合はInspireのほうが適しているでしょう。
小回りが効くのはPhantom 4 Pro/狭い場所でも安心
Phantom 4 ProはInspire 2に比べてコンパクトなので、室内や狭い場所を飛ばす場合には有利です。
障害物の多い場所や、体育館等でドローンを飛ばす場合、Inspireでは大きすぎて取り回ししづらいでしょう。
Phantom 4 Proは非常に高い安全性能を持っています。赤外線センサーによる障害物の認知は、事故の確立を大幅に減らします。FLIGHTSではPhantom 4 Proの特徴についてまとめましたので、宜しければご覧ください。
室内撮影、風の弱い場所ではPhantom 4 Pro
室内での撮影が多い人、また風の強い場所での撮影をあまりしない場合は、Phantom 4 Proに軍配があがります。
小回りが効き、危機回避能力の高いPhantom 4 Proは、ドローンを飛ばした経験の少ない初心者にとっても向いています。
ドローン本体が映り込みづらい/カメラの可動範囲が広いのはInspire 2
Inspireは自動で脚を動かす機能を持ってるため、カメラを動かした時にドローン本体が映像に映り込む可能性を減らすことができます。
Inspire 2のジンバルは360°動かすことが可能で、ドローン自体を回転させなくても、様々な角度から撮影することができるようになります。
本格的な空撮をしたい人はInspire 2
映像制作やシネマレベルのクオリティを求める方はInspireを使うべきです。
Inspireは中型機ながら、大型機に匹敵するカメラ性能を持っています。安定しているという点からも、空撮には最適な機体と言えるでしょう。
余談ですが…
Inspire 2とPhantom 4 Proは見た目が全く異なります。
Phantomは白くてかわいらしい見た目をしていますが、Inspireの方は黒くて無骨な印象です。ドローン空撮でInspireを飛ばしている姿はとてもかっこいいですよ(笑)
まとめ
いかがでしたか?
今回紹介したとおり、同じメーカーのドローンでも向き不向きがあります。適切な機材を選んで、最高の空撮をお楽しみください!