トイドローンLIVE CAM DRONE徹底レビュー

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こんな感じの内容です!

自分で組み立てて飛ばすドローンキット、LIVE CAM DRONE ASSEMBLY KITをレビューしていきます! 組み立て式と聞くとどこか簡易なイメージがつきまといますが、その実態はFPV機能付きのカメラと高度自動維持機能が搭載されている高性能トイドローンです。 工具・接着剤・ハンダ付けが不要なモデルなので、誰でも簡単に作ることができます。

この記事の目次

自分で組み立てて飛ばすドローンキット、LIVE CAM DRONE ASSEMBLY KITをレビューしていきます!
組み立て式と聞くとどこか簡易なイメージがつきまといますが、その実態はFPV機能付きのカメラと高度自動維持機能が搭載されている高性能トイドローンです。
工具・接着剤・ハンダ付けが不要なモデルなので、誰でも簡単に作ることができます!

 

LIVE CAM DRONEの特徴

やはり組み立て式というのが特徴的です。気軽に組み立てて楽しめるドローンは大変珍しいですね!
そして、トイドローンとは思えないほど本格的な機能がいくつも搭載されていることにも驚きです。
組み立て後は全体的にパーツが剥き出しになりますが、もちろん性能に問題はありません。

パッケージ表面の写真からは分かりませんが、組み立ててみると全体的に黒くメカニカルな印象を受けます。

 

サイズ感

よくあるサイズのトイドローンです。
全長は74mm。プロペラガードは付属していません。
重さは37gです。

この軽さですとホバリングが不安定になりそうな印象を受けますが、後述のように高度維持機能を発揮して安定したフライトが可能です!

付属品

 

プロポ(送信機)

DX(デラックス)版に付属しています。
MODE1のみが有効で、単3電池が2本必要です。(MODEなど専門用語の詳細はこちら)
STD(スタンダード)版にはプロポが付いていないので、スマートフォンのアプリケーションによる操作のみとなります。

工具

簡易な工具も同梱されています。
しつこいようですが、別途用意する必要がないので手軽に組み立てられます!

充電ケーブル

他のトイドローンと同様にUSB充電ケーブルが付属されています。
ケーブルだけで直接コンセントに繋ぐことはできないので、スマホの充電器やPCなどを利用して充電してください。

説明書

組み立ての際に重要となります。
簡単といえども間違いのないようによく見て組み立てましょう!
万が一なくしてしまった場合でも、ジーフォース公式サイトから説明書をダウンロードできるので焦らないでくださいね。

組み立てる時にはケーブルを各パーツの隙間に挟んでしまわないように気を付けながら、怪我に十分注意してください!

予備プロペラ

他のトイドローンと同様に予備のプロペラが付属しています。

 

実際に飛ばしてみました!!

結論から言うと、組み立て式とは思えないほどホバリングに安定感のあるトイドローンです!

高度維持機能がしっかりと作動して、初心者でも安心して飛ばすことができます。
上下スロットル操作なしに自動で高度が固定されるため、ホバリング以外の動きの操作に集中できます。

組み立てから自分で行うことで愛着がわいたり、ドローンの仕組みが分かったりするかもしれません!

カメラ

他のトイドローン同様、そこそこ綺麗に撮れます。
トイドローンであるため非常に綺麗ということはありませんが、問題なく楽しめる範囲だと思います!

FPV機能も搭載されています。

安全性・丈夫さ

大型のドローンではないので、当たると大けがをするかも…といった危険はあまりありません。
しかし、多少懸念される点がありましたので次に挙げておきます。

まず、剥き出しになっているバッテリーがフライト後大変熱くなります。
バッテリーが熱くなること自体はドローン共通の問題とも言えますが、LIVE CAM DRONEの場合は露出しているので火傷にはより気を付けるべきです。

また、墜落等で操作をやめた場合のエンジンが急には止まりません。
我々が操縦した際にはエンジンが止まるまで2秒程度かかっていました。

そのタイムラグのせいで、地上で機体が暴れやすく、モーターがプロペラごと取れやすくなっています。
組み立て式であることが、あだとなっている点とも言えます。

3通りもの操作方法!?

スマートフォンのアプリケーションによる操作が可能です。
アプリをダウンロードすることで使用できるようになり、スティックモード、スマートタッチモード、チルト操作モードという3通りの操作方法で飛ばすことができます。
なお、STD版はこのアプリで操作することになります。
こちらはMODE1とMODE2の切り替えが可能なので、お好みのほうで飛ばしてください!

※Wi-Fi設定方法や個別の操作方法など、アプリの使い方についての詳細はPXYレビュー記事でご確認ください!

操作性

飛行時は上下の動きに対する反応が早く、前後左右への反応が遅いです。
そのため、上下の動きをさせる際には高度に注意するべきです。
平行移動は機敏に動かない代わりに制御しやすいとも言えます。

ホバリングに関しては他のトイドローンと比べて抜群の安定感です。
高度自動維持機能がしっかりと働いて初心者でも安心して飛ばせます!
フリップをする場合には広いスペースを確保したほうが安心できます。

DXとSTDについての補足

本記事中にも何度か登場しましたが、LIVE CAM DRONEにはDXとSTDの2つのバージョンがあります。

少し高価なデラックス版(DX)にはプロポが付属していて、スタンダード版(STD)には付属していません。
組み立ててすぐスマホで飛ばしたいという方であればスタンダード版で十分だと思いますが、スティック操作でドローンを飛ばしたい方にはデラックス版がお勧めです。
どちらのドローンも機体性能には違いがありませんので、バージョンの選択は完全に好みの問題です!

 

まとめ

LIVE CAM DRONEは誰でも手軽に組み立てられる高機能トイドローンです!

記事では注意点をいくつか指摘しましたが、購入者が気を付けていれば対処できる問題がほとんどです。
レビューとして皆さんの役に立つように注意すべき点に重きを置いて執筆したということをご考慮願います。

LIVE CAM DRONEであれば、ただ遊ぶだけではなくお子さんの自由研究などでも使えるかもしれません。
どなたでも組み立てが可能ですが、その際には十分お気を付けください!

200g未満のドローンは航空法規制の対象外ですが、飛ばす際には周囲に注意して安全に飛ばすようにしましょう。

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