こんな感じの内容です!
DJIの人気ドローンのMavicシリーズ最新作、Mavic Air。この機体を購入される方の中には、ドローンを飛ばすのが初めての方もいるかと思います。ドローン初心者にも分かるように、Mavic Airを開封してから飛ばすまでをゼロから解説します。
この記事の目次
発売から1ヶ月が経とうとしているMavic Air。
同じMavicシリーズであるMavic Proは、一般の趣味でドローンを飛ばす方から空撮を手がけるプロまで、幅広い層から熱烈な支持を受けるドローンです。そんなMavicが、今度は”Pro”から”Air”へという、AppleのMacbookを踏襲したような進化を遂げました。
あくまで小型ドローンとしての範疇に収まりながらも、Mavic Proと同じレベルのカメラ性能を持たせることでSparkのポジションを大幅にアップグレード。
小型機を代表する新たな存在となることで、Mavic Proとの差別化をうまく図ったのがMavic Airになります。
こちらの機体が入った箱を、早速開封レビュー!ということで、中身を見て行きたいと思います。
開封
同梱物
Mavic Airの箱を開けて、開けた中の写真です。フライモアコンボでは、充電器三つやプロペラガードなどが内包されています。
内包物の詳細は以下になります。
- 機体×1
- 送信機×1
- バッテリー×3
- 充電器×1
- 電源ケーブル×1
- プロペラ(1組)×6
- プロペラガード(1組)×1
- RCケーブル(3種×1)
- ジンバルプロテクタ×1
- 通信ケーブル×1
- USBアダプタ×1
- RCケーブルスライダー (大×1、小×2)
- ケース×1
- コントロールスティック (スペア・1組)×1
- 充電ハブ×1
- パワーバンクアダプタ×1
- トラベルバッグ×1
機体サイズ・重量
本体の機体サイズはSparkと同じぐらいの大きさですが、プロペラを折り畳めることを考えるとSparkよりもポータブルに持ち運ぶことが出来ます。
重さに関しても、430gとカバンの中に入れて重さが気になるレベルではないので、携行性は抜群と言えるでしょう。
SPARK |
Mavic AIR |
Mavic PRO |
|
機体重量 |
300g |
430g |
743g |
サイズ(折りたたみ時) |
170mm |
213mm |
335mm |
中身確認(FlyMoreコンボ)
送信機(プロポ)
送信機のレバーは、着脱可能なのがポイントです。ご覧の通り、コントローラーの中に入っているので注意してください。
機体とプロポを接続するRCケーブルは、プロポの左側の部分から出てきます。
最初なかなか場所が分かりづらいので、気をつけましょう。
このケーブルはスペアも同封されています。
また、フライモアコンボではバッテリー3つが同封されます。充電も同時にできる充電ハブがついているのも非常に便利です。
機体性能
SPARK |
Mavic AIR |
Mavic PRO |
|
衝突回避センサー |
前方・下方 |
前方・下方・後方 |
前方・下方 |
バッテリー最大飛行時間 |
16分 |
21分 |
27分 |
静止画:有効画素数 |
約1200万画素 |
約1200万画素 |
約1200万画素 |
動画:映像解像度 |
FHD 30fps |
4K Ultra HD 30fps |
4K 24fps |
ジンバル |
2軸 |
3軸 |
3軸 |
価格 |
54,800円 |
104,000円 |
129,800円 |
カメラ性能
SparkではフルHDの撮影までしか出来ませんでしたが、Mavic Airからは4K動画の撮影が可能になりました。現在のドローンの標準である4Kに、小型機もどんどん移行していますね。ジンバルに関しても、Mavic Airは3軸ジンバルを採用。Sparkよりも安定した滑らかな動画を撮影可能です。
MAVIC Proは、飛行時間がMAVIC Air よりも長いこと、機体のサイズからAirよりも安定した撮影が可能な点がポイントです。より本格的な撮影に行いたいのであればMavic Proをオススメします。
障害物センサー
Mavic Airから、障害物回避センサーが前方・下方・後方と3方向に対して搭載されています。センサー数で言えばMavic Proよりも上ということで、初心者の方でも安定飛行が可能なように配慮がなされています。
【機体前方の障害物センサー】
【機体後方の障害物センサー】
【基底部の障害物センサー】
また、今回のMavic Airの登場で意外と重要なのは内蔵メモリーの搭載です。
8GBも機体内メモリーを搭載できることで、動画撮影がSDカード無しで可能になりました。
携帯用バッグ
Fly Moreコンボには専用のバッグがセットになっています。バッテリーなどの周辺機材を入れて持ち運ぶ事が出来ます。
ご覧のように、専用ショルダーバックにはプロポから予備のバッテリー、充電器まですっぽりと入るので、持ち運ぶのが楽しくなります。
飛行までのガイド
ここからはいよいよ飛行までの手順を解説します。
【Step1】DJI GO 4をダウンロード/インストールする
続いてDJI GOのアプリをダウンロードします。
iPhone/iPadの方はAppStoreから、Androidの方はGoogle Play StoreからDJI GO 4というアプリをダウンロードしましょう。DJI GOというアプリもありますが、4の付くものが最新なのでそちらにしましょう。ダウンロード/インストールが完了したら、起動しましょう。
【Step2】箱から取り出し、飛ばせる状態にする
まず、箱を開けたらすぐにバッテリーを充電しておきましょう。
一つのバッテリーが約20分飛行するので、FlyMoreコンボに付属の3つのバッテリーだと約1時間飛行することになります。充電用の端子で一つずつ充電しても良いですが、同時充電可能な充電器を使用して一気に充電することで時間の短縮が可能です。
また、プロペラとアームの出し方に気をつけましょう。
後ろ足を先に広げ、続いて前足を広げます。順番に慣れる必要があるので、最初はシールを見ながら広げましょう。
続いて、フロントにあるカメラは、プラスチックのカバーの中に格納されています。プロテクターをパカッと広げてカメラを出してあげましょう。
これだけで準備は簡単に完了です。
【Step3】機体・プロポの電源を入れる
スマートフォンをMavic Airの送信機の端子に接続し、送信機の電源ボタンを押してONにします。
その後に、機体側も電源をONにします。機体電源を短く一回ポチっと押したあと、二回目はポチーっと長押しすると起動します。
【Step4】初期設定を行う
DJI GO4を開くと、Enter Deviceのページが表示されるので、機体と接続します。
アクティベーションのナビゲーションが始まるされるので、案内に従って機体に入ります。
以下のような画面が表示されたら、飛行準備は完了です。
離陸
あとはスティックをハの字に切れば飛行開始です。
商品が届いてからここまでで、特別取り付ける必要があるわけではないので、
アプリの設定と充電がきちんと行えていれば、問題なく飛行が行えるはずです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
『小型ドローンはSpark、中型でポータブルなのはMavic Pro』と棲み分けが決まっていた中で、その中間の機体であるAirの発売は驚きでした。
とりあえず、開封してみて筆者は評判通りの小ささ、そして安定性に満足いく機体だと感じました。ホビードローンではなく、通常のドローンを使いたいという初心者の方のエントリーモデルの機体として、かなりの完成度を誇っています。
こちらの記事をご覧になっている方も、ぜひMavic Airからドローン空撮の奥深さにより深く触れてみてください!