DJI Mavic Airをプロが徹底レビュー!Mavic Proとの違いは?

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DJIドローンの名機Mavicシリーズの新機体、Mavic Airが発売されました。圧倒的な性能と携行性のMavic Proとの比較から、Mavic Airの実力に迫ってみたいと思います。本記事では、サイズ・飛行性能・カメラ性能・機能性能等について、Mavic AirとMavic Proとのスペック比較を行います。

この記事の目次

 

DJI待望の新作「Mavic Air」が発売され、現在爆発的に売り上げを上げています。

同シリーズの「Mavic Pro」は、趣味でドローンを飛ばす人から空撮のプロまで、幅広い層から熱烈な支持を受けるドローンです。そんなMavicシリーズが、コンパクトになり、”Pro”から”Air”という、AppleのMacbookを踏襲した進化を遂げました。

ますます加熱するドローン市場で、この新型Mavic Airは、今後のスタンダードとなる機体になりうるのでしょうか?

 

本記事では、サイズ・飛行性能・カメラ性能・機能性能等について、Mavic AirとMavic Proとの比較を行います。そして、新型のMavic AirはMavic Proと同等かそれ以上のレベルを持った機体であることが分かるかと思います。

Mavic Air Fly More コンボ (アークティックホワイト)

 

Mavic Air/Pro スペック比較表

 

MAVIC AIR

MAVIC PRO

重量(バッテリー・プロペラ込)

430g

743g

対角寸法

213mm

335mm

たたんだ寸法

長さ168×幅83×高さ49 mm

長さ198×幅83×高さ83 mm

広げた寸法

168×184×64 mm

情報なし

飛行時性能  

 

MAVIC AIR

MAVIC PRO 

最高速度

68.4km/h(Sモード)

64.8km/h(Sモード)

最大伝送距離

4,000m

4,000m

最大飛行時間

21分

27分

障害物検知

前方・下方・後方

前方・下方

カメラ性能  

 

MAVIC AIR

MAVIC PRO  

ジンバル

3軸ジンバル

3軸ジンバル

有効画素数

1200万画素

1,235万画素

動画解像度

4K Ultra HD (3840× 2160)

24/25/30p

DCI4K (4096×2160) 24p

Ultra HD4K (3840×2160)

24/25/30p

ビデオビットレート

100Mbps

60Mbps

カメラセンサー

1/2.3CMOSセンサー

1/2.3CMOSセンサー

焦点距離

24mm

28mm

F値

F2.8

F2.2

  その他の特徴

 

MAVIC AIR

MAVIC PRO

主な特徴

3方向障害物検知

伝送方式にOcuSync採用

内蔵メモリ

8GB

なし

価格:機体本体のみ

104,000円

129,800円

価格:Fly More Combo

129,800円

169,800円

 

【即納可】 Mavic Air (アークティックホワイト)

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サイズ・重量

機種名

MAVIC AIR

MAVIC PRO

Spark(参考)

対角寸法

213mm

335mm

170mm

重さ(バッテリー・プロペラ込)

430g

743g (ジンバルカバー含む)

300g

 

Mavic Airの重量は430g、対角寸法は213mmです。

Mavic Proは羽を折り畳むことが可能で、『ペットボトルサイズ』と表現される携行性に秀でたドローンでした。また、Sparkは小型ドローンの代表として、Mavic Proの半分のサイズでコンパクトに設計されたモデルでした。

 

今回のMavic Airは、サイズ・重量面でMavic ProとSparkの中間を取ったモデルになります。

ただし、Mavic AirはMavic Proと同様に、羽が折り畳むことが可能です。Sparkが羽を折り畳めないタイプであることを考慮すると、この中で最も携行性が高いドローンです。

これまで『Sparkではスペック的に物足りなかった』が、『Mavic Proだと本格的すぎて手が出しづらかった』という中間を取った機体と言えます。

 

バッグに入れて持ち運んだ感想

発売当初、Mavic Proは画像のように「ペットボトルサイズ」なのが衝撃でした。

しかし、常に持ち歩くにはやはりしんどい…というのが発売後しばらく経ってからの感想です。『空撮に行こう!』という状況でなければ、荷物になるので持ち歩きません。

 

それに対してMavic Airは、折り畳みによってSparkよりも携行性が高いと言えます。

小さな専用ポーチに入れて持ち運びが可能で、普段使いのカバンの中に忍ばせて持ち歩くことが簡単にできます。

 

 

さらに、Fly More Comboでは、こちらのような専用のトラベルバッグも付いてきます。

これに送信機も予備のバッテリーも入れて持ち歩けます。

 

Mavic Proにもトラベルバッグがありましたが、重さもかさ張り具合も段違いです。Proのトラベルバッグは大きいため、リュック等とは別に肩かけなければなりません。そのため、旅行先で荷物が多くなるという大きな問題がありました。

一方で、Airのトラベルバッグはリュックにすっぽりと入ります。これで持ち運びがかなり楽になりました。

旅行で使用するのであれば、圧倒的にMavic AirのFly More Comboの使用をオススメできます。

 

飛行性能

Mavic Proの方が飛行性能は良い?

Mavic Airは最高速度68.4km/h、伝送距離が4km、最大飛行時間が21分となっています。

この中で気になる点として、Mavic Proよりも最大飛行時間が6分短くなっていることが挙げられます。やはり、機体の小型化によるバッテリー容量の低下は避けられません。

また、MavicProはOcuSyncという伝送方式を使用しており、長距離飛行でも電波が安定するという特徴があります。

一方で、Mavic AirはWifiを通信に使用しているため、通信しているビデオ品質がOcuSyncよりは低下します。それでも、Sparkとは比較にならないほど伝送は安定していますので、目視外ギリギリの飛行程度(約500m前後が目安)までは快適に飛行が可能です。

もし、目視の範囲からさらに長距離までの飛行を検討している際には、Mavic Proを選ぶのがオススメと言えます。

 

Mavic Airの方が安定性は高い

Mavic Airに関して、耐風性に疑問を持つ声があります。

  • 「Mavic Proの方が大きい。だから耐風性はMavic AirよりProの方が高い」
  • 「Mavic Airは軽くて風に弱い」
  • MavicProでさえ風に流されるのに、Airは大丈夫なのか

 

こうした不安を耳にすることがありますが、果たして本当なのでしょうか?

実は、意外にもMavic Airは強風の際のフライトでもよく耐えるという報告が数多く上がっています。他のドローンであれば墜落してしまうような、風速8m/s前後の強風の中でも耐えてホバリングしている姿を見ると、Mavic Proよりも耐風性は高いとすら言えます

(ただし、強風時のドローン飛行は危険なので、可能な限り避けましょう)

また、Mavic Airは、Proにはなかった後方の障害物センサーが採用されました。これによって、接触による機体墜落のリスクが軽減されます。加えて、障害物を自動で回避してくれるAPASも搭載されています。

 

総合して考えると、意外にも飛行時の安定性はMavic Airの方が高いと言えるのではないでしょうか。

 

カメラ性能

Mavic Airは、Sparkと同じレベルのサイズ感を保ちながらも、4K動画撮影、3軸ジンバルの搭載を達成した機体です。

Mavic Proのように、近年のドローンはコンデジ級のハイスペックを備えてきました。しかし、Sparkのレベルまで機体を小型化すると、4Kレベルの解像度のカメラや、3軸ジンバルの搭載出来ないのが課題でした。

Mavic Airはその課題をとうとう解決し、コンパクトさを保ちつつも、4Kかつブレの無い滑らかな、映像制作で使用可能なレベルの動画撮影を可能にしました。

 

それのみならず、Mavic Proは最大ビットレートが60Mbpsなのに対して、Mavic Airは100Mbpsの撮影が可能です。Mavic AirのカメラはProと同等かそれ以上にまで仕上がっていると言えます。

また、非常に嬉しい機能としては、8GBのメモリを内蔵することにより、MicroSDが無くても動画の保存が可能になったことも挙げられます。うっかりSDカードを忘れてしまった場合などにも、機体本体に録画すればOKです。

 

映像を比較!

ここからは、実際の映像から2機体の映像の差に迫ってみましょう。

こちらの動画では、Mavic Airと他機体の空撮映像を比較しています。

 

画像出典元:Mavic AIR DETAILED REVIEW vs. Mavic Pro 以下の画像は同じ

こちらがMavic Airから空撮した映像になります。

英字で表記されているように、色の補正等はありません。

 

Mavic Airの方が、Mavic Proよりも鮮やかに見えます。

Proは色に深みがあるように見えますが、撮影ポイントや天候の影響かもしれません。

両者の撮影映像のクオリティに大きな違いは無いように見えます。

 

様々な色の家が立ち並ぶこちらの地帯も、しっかりと撮影出来ています。

Airの方が(価格の差の分で)映像面で劣る…といったことは無いということが分かるかと思います。

 

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Mavic Airに搭載された撮影機能

スローモーション撮影に対応

Mavic Airでは4倍のスローモーション撮影が可能となりました。

1080p、120fpsの高フレームレートでの撮影を行うことが出来ます。

これは、撮影が完了すると自動的に30fpsのスローモーションに変換してファイルが生成されます。

映像編集の手間がかけずに、スローモーションで撮影した映像のハイライトを楽しむことができます。

 

スマートキャプチャー

Mavic Airに新たに搭載された機能として、コントローラーを使わずに体の動きで操縦が出来る「SmartCapture」があります。(Sparkのジェスチャーモードに相当します)

例えば、この機能をアプリ上で起動すると、「手のひらを広げて片腕を挙げてください」といった表示が出ます。アプリの指示に従った動きをすると、ドローンが離陸します。手のひらの動きに従ってドローンが動き、手をピースにすると自撮りを撮影してくれるなど楽しい機能になっています。

SmartCaptureの使い方はこちら。

 

クイックショット

QuickShotは、自動でドローンが飛行して、綺麗なセルフィー動画などが撮影出来る機能です。より具体的には、被写体をフレームに収めつつ、機体が指定した軌跡を描きながら自動撮影します。

こちらの動画でそれぞれについて簡単に紹介しています。

具体的には、以下の撮影モードが選択可能です。

①ロケット:カメラを下に向けながら真上に上昇

②ドローニー:被写体を捉えつつ、後ろ斜め方向に飛行

③サークル:被写体の周囲を旋回

④ヘリックス(螺旋):螺旋状に広がって飛行しつつ撮影

⑤アステロイド(小惑星):360度のリトルプラネット調の映像を作成

⑥ブーメラン:ブーメランのような軌跡を描いて飛行

 

この機能によって、構図等の知識が無くても、初心者でもタップするだけでそれなりに綺麗な空撮が可能になります。

北海道などを訪れた際に、雄大な自然に囲まれる自分を撮影する…といったロマン溢れる使い方が想像できますね。

 

価格・コストパフォーマンス

 

Mavic Air

Mavic Pro

機体単体

104,000円

129,800円

Fly More Combo

129,800円

169,800円

 

今回新発表のMavic Air、気になる価格設定は104,000円となりました。

ここまで見てきたように、Mavic Airは小型ドローンに分類されながらも、ワンサイズ上のMavic Proと同等、場合によってはそれ以上の性能を持つドローンとなりました。

 

これまで一番人気だったMavic Proが129,800円と考えると、2.5万円近くMavic Airはお買い得です。

さらに、Fly More Comboであれば4万円もの差がつきます。

 

ここまで見てきたように、Mavic Proの優位性は、長距離飛行時の伝送の安定性と、バッテリー容量の多さです。よって、『長距離での目視外飛行』の頻度が高いのであれば、Mavic Proを買う方が安心な選択肢です。

しかし、ドローンパイロットですら、1km以上の長距離飛行を行う機械はそうそうありません。初心者は特に目視外飛行を行うのは危険なので、伝送距離が多少落ちてもMavic Airで問題は無いでしょう。

 

結論として、これからドローンを趣味で飛ばす人はMavic Airを購入するので正解。

というのが弊社ドローン操縦士の見解です。

 

なお、Mavic Air のFly more Comboは予備バッテリーやトラベルバッグ、そして送信機がセットで129,000円となっています。

送信機はほぼマストのアイテムなので、購入時はFly more Comboを選ぶことを強くオススメします。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

Mavic Proは、あまりの性能・携行性といったスペックの高さから、これ以上の進化を想像できないほどのドローンでした。

しかしながら、続編として登場したMavic Airは、小型ドローンながらMavic Proと同等のレベルの性能を搭載し、『どこにでも持ち運べる4Kドローン』を実現しました。

盤石な地位を築き上げてきた”Pro”に対して、続いて現れた”Air”。

爆発的に普及した”Macbook Air”を再現するような新機体は、既にドローンのスタンダードになりつつあります。

 

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