2万円弱の手のひらサイズドローン「Kudrone」販売開始。その実力は?

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中国メーカーのRuivenから、最廉価モデルが169ドル(約1万9000円)とお求めやすい小型ドローン「Kudrone」が発売されました。以前にはクラウドファンディングサイトのIndiegogoにて資金募集に成功していた同ドローンですが、市場からの反響はどうでしょう?

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中国メーカーのRuivenから、最廉価モデルが169ドル(約1万9000円)とお求めやすい小型ドローン「Kudrone」が発売されました。以前にはクラウドファンディングサイトのIndiegogoにて資金募集に成功していた同ドローンですが、市場からの反響はどうでしょう?

小さなボディでも多機能

Kudroneはその廉価な価格設定ながら、高レベルな性能とさまざまな機能を搭載したことが特徴です。機体は縦横165×高さ41mmで、重量は85g。飛行時間は8分間で、GPSやGLONASSを用いた測位も可能。日本の改正航空法にも引っかからず、野外で飛行させられる重量です。

さらにカメラにはソニー製のイメージセンサーを搭載し、4K解像度(一部モデルでは1080p解像度)の写真や1080p解像度の動画撮影が可能。さらに手のひらから投げて飛行を開始したり、自動でホバリングをしたり、帰航したりと高度な飛行機能を搭載しています。また画像のライブストリーミングも可能です。

Amazonでの評価は残念ながら否定的

このように、気軽に買える価格帯ながら十分な性能を備えたKudrone。現在はアメリカのAmazon.comで製品が販売されています。4K撮影とGPSオートフォローが可能です。

  • バッテリー5個付きモデルが239ドル(約2万7000円)
  • 1080p撮影とバッテリー5個付きのモデルが199ドル(約2万2000円)
  • 4K撮影とGPSオートフォローが可能でバッテリー2個付きモデルが199ドル(約2万2000円)
  • 1080p撮影が可能でバッテリー2個付きモデルが169ドル(約1万9000円)

しかし、Amazon.comのレビューを見ると、かなりの数の「動かない」「動作がおかしい」というレビューが寄せられています。正常に動作したという報告も一応はあるのですが……

追記:これを受けてか、2018年1月にCES2018でKudroneの新製品が発表されました。機体が少し大きくなり重さも150gと増えましたが、細かい機能面でのアップデートがあります。発売は2018年の4月を予定しているとのことです。続報を期待していてください!

参照:https://dronelife.com/2017/11/07/kudrone/
(文/塚本直樹)

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