こんな感じの内容です!
繭のようなプロペラガードで覆われているトイドローンcocoonをレビューします! 機体が包まれている形状には安心感がありますが、実際のところはどうなのでしょうか? 本記事では、cocoonの開封から飛行までの気になるところをレビューしていきます。
この記事の目次
繭のようなプロペラガードで覆われているトイドローンcocoonをレビューします!
機体が包まれているかのような安心感がありますが、実際のところはどうなのでしょう?
本記事では、cocoonの開封から飛行までの気になるところをレビューしていきます。
cocoonの特徴
丸みを帯びた可愛らしいフォルムです。
箱は透明部分があり、中のcocoonがよく見えます!
外側にコードが出ることもなく、すっきりとしたデザインですね。
色は白黒の2種類から選べます!
サイズ感
プロペラガードをつけた場合は全長140mmとなり、トイドローンにしては少し大きい方です。
高さは90mmになります。
55.5gなので重たくは感じません!
付属品
プロポ(送信機)
基本的に飛行中は他のドローンと同様の操作方法で飛ばすことができますが、離着陸時に一般的なトイドローンとは異なる操作を求められますので以下で説明します。
プロポの左側、エレベーターラダースティックの下に離着陸ボタンとアイドリングボタンがあります。
ここがcocoonの特殊なポイントです。
アイドリングボタンを押してプロペラを回し、離着陸ボタンを押すことで離陸できます。
このボタンがなかなかの曲者なので、後ほどさらに詳しく触れていきます。
同梱されているプロポはMODE1ですが、別売りでMODE2も用意されているのでお好みの操作方法で飛ばせます。(MODEなど専門用語の詳細はこちら)
アプリケーションによる操作もできますので、そちらも後ほど解説します!
バッテリー
専用のLi-Poバッテリーがあります!
cocoonの機体にフィットするように作られており、コードが外に出ることがなく見た目がすっきりしています!
追加で購入可能ですので、先に複数購入しておくと充電の待ち時間が省けます。
他のトイドローンとの互換性はないのでご注意ください。
充電ケーブル
他のトイドローンと同様にUSB充電ケーブルが付属されています。
ケーブルだけで直接コンセントに繋ぐことはできないので、スマホの充電器やPCなどを利用して充電してください。
説明書
初心者が不安なプロペラの付け方など細かい部分が書かれておらず、図も比較的少なめですが、その分、内容は整理されていて読みやすいです。
プロペラをつけ間違えると飛ばないので気をつけてくださいね!
予備プロペラ
他のトイドローンと同様に予備のプロペラが付属しています。
実際に飛ばしてみました!!
結論から言うと、プロペラガードや操作方法に不満はあるものの、しっかりと高度自動維持機能が働いて安定したホバリングが可能なトイドローンです!
気圧センサーによって初心者でも簡単にホバリングをさせることができます。
カメラ
他のトイドローン同様、そこそこ綺麗に撮れます。
トイドローンであるため非常に綺麗ということはありませんが、問題なく楽しめる範囲だと思います。
FPV機能も搭載されていますが、これも他のトイドローン同様、完全なリアルタイムではなくズレが生じます。
他のトイドローンも同じような性能なので許容範囲です。
安全性・丈夫さ
プロペラガードに覆われているだけあって、操作を誤ってぶつけても機体本体は無事です。
特に上方向の衝撃、つまり天井相手だとほぼ無敵と言ってもいいかもしれません!
しかしながら、側面へのガードは見かけ倒しと言わざるを得ません…。
上の写真をご覧ください。
プロペラガードの間からプロペラが飛び出しているのがよく分かります。
平らな壁に当たる分には問題ありませんが、部屋の出っ張りや家具の角に当たった場合、プロペラはノーガード状態です。
プロペラガードの間からプロペラが物に当たってしまうので、プロペラが外れたり折れたりする危険があります。
プロペラに何かしらのトラブルがあった場合はトイドローンが墜落するので、プロペラガードを信用しすぎないことが重要です。
プロペラガードを過信せず、他のトイドローンと同じように物にぶつけることなく慎重に飛ばすようにしましょう!
操作性
前述した離着陸ボタンを押すことで離着陸できます。
初心者にとっては、ボタン1つで離陸ができるため操作のハードル自体は低いです。
ホバリングも高度が自動で維持されるので簡単です。
反対に、これまでに別のトイドローンを飛ばしたことがある方は、操作方法の違いから戸惑うかもしれません。
自動でホバリングしてくれるため、前後左右の操作性自体は他のトイドローンより良く、初心者は安心です。
注意点
説明書にも記載がありますが、プロペラの回転が止まるまでに時間がかかる仕様になっています。
例えば障害物にぶつけてしまった場合にすぐ操作をやめたとしても、プロペラが止まるまでタイムラグが生じてしまうので、プロペラが外れてしまいやすいです。
もちろん緊急停止の操作も用意されています。
しかし、右のスロットルスティックを一番下にする動作と左のアイドリングボタンのプッシュを同時に行うという複雑な動きであるため、とっさには難しい操作です。
特に初心者には難易度が高い操作であり現実的ではありません…。
当たり前ではありますが、やはり物にぶつけないよう注意して飛ばす必要があります!
3通りもの操作方法!?
スマートフォンのアプリケーションによる操作が可能です。
アプリをダウンロードすることで使用できるようになり、スティックモード、スマートタッチモード、チルト操作モードという3通りの操作方法で飛ばすことができます。
MODE1とMODE2の切り替えが可能なので、お好みのほうで飛ばしてください!
※Wi-Fi設定方法や個別の操作方法など、アプリの使い方についての詳細はPXYレビュー記事でご確認ください!
まとめ
cocoonは丸みを帯びたデザインで可愛らしいトイドローンです。
外見にも仕様にも他のトイドローンにはない特徴があります。
外見の点ではプロペラガードが付いているためどこへぶつけても大丈夫だろうと思われてしまうかもしれませんが、そこは過信せず他のトイドローンと同じように注意して飛ばしてください!
また、本記事で取り上げたcocoonの使用上の欠点は、基本的に注意していれば問題ない部分でもあるとも言えます。
自動でホバリングしてくれるおかげで初心者でも操作しやすく、離陸もボタン1つでできる気軽さがあることには変わらないので、十分にお勧めできるトイドローンです!
200g未満のドローンは航空法規制の対象外ですが、飛ばす際には周囲に注意して安全に飛ばすようにしましょう。